ジャンル 世界を知る

八丁堀校

ブッダガヤを仏教徒の手に取り戻せ 仏跡復興運動が繋げた世界

  • 夏講座

石濱 裕美子(早稲田大学教授)

曜日 土曜日
時間 13:10~18:10 ※途中休憩をはさみます。
日程 全1回 ・09月09日 ~ 09月09日
(日程詳細)
09/09
コード 220305
定員 24名
単位数 1
会員価格 受講料 ¥ 8,910
ビジター価格 受講料 ¥ 10,246

講義概要

仏教はヒンドゥー教の台頭におされて14世紀には誕生の地インドから姿を消した。しかし、19世紀末、スリランカ独立運動の父、ダルマパーラが釈尊が覚りをひらいた地ブッダガヤを、仏教徒の手に取り戻す運動を開始し、これを契機にインドはふたたび聖地としての存在感を取り戻す。この運動は欧米における仏教ブームを追い風として、日本、タイ、ミャンマー、鎖国中のチベットなどの伝統的な仏教国同士の交流を促進し、キリスト教の宗主国と対峙するナショナリズムをそれぞれの国で発生させるにいたった。本講義では仏跡復興運動がいかにチベット、スリランカ、タイ、ロシア、日本の仏教徒(岡倉天心etc.)を動かしたかについて学ぶ。

各回の講義予定

日程 講座内容
1 09/09    

講師紹介

石濱 裕美子
早稲田大学教授
出身地:東京都。博士(文学)。研究分野:チベット・モンゴル・満洲の歴史と文化。主な著訳書等:『ダライ・ラマと転生』(扶桑社)、『チベットを知るための50章』(明石書店)、『世界を魅了するチベット』(明石書店)、『ダライ・ラマの仏教入門』(光文社)、『チベット仏教世界の歴史的研究』 (東方書店)など。

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