ジャンル 日本の歴史と文化
中野校
空から映像で実感! 地形と寺社で解き明かす東京のナゾ 古代から近代まで歴史の痕跡を探る、バーチャルさんぽ
宮澤 やすみ(神仏研究家、音楽家)

曜日 | 土曜日 |
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時間 | 15:00~16:30 |
日程 |
全3回
・02月04日 ~
02月25日 (日程詳細) 02/04, 02/18, 02/25 |
コード | 340230 |
定員 | 36名 |
単位数 | 1 |
会員価格 | 受講料 ¥ 8,910 |
ビジター価格 | 受講料 ¥ 10,246 |
目標
・都心に残る古い時代の痕跡を知る
・俗信や信仰に頼る古人の宗教意識を理解する
講義概要
古代からの歴史が重なる東京。その痕跡は大都会の隙間に隠れ、多くの人は気づかずに素通りしています。隠された江戸東京のヒミツを、寺、神社、古墳などを手掛かりにご紹介します。複雑な地形、河川、さらに方位(風水)も関係します。これらを空からの映像で俯瞰し、現場へジャンプ。立体映像や秘蔵写真を用いて、その場を訪れたような歴史さんぽ気分を楽しみましょう。今回は、小唄の師範でもある講師が花街の雰囲気を実演でお届けする特別回です。離れた場所でも現在と過去を自在に行き来して、江戸東京の構造を探ります。「あちこち出歩くのが不安、でも学びたい」という方も楽しめる座学講座です。
各回の講義予定
回 | 日程 | 講座内容 | |
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1 | 02/04 | 浅草吉原―大手町 | 江戸文化の要・吉原。江戸最古の寺院・浅草寺。華やかな音曲に彩られた街に潜む将門の怨霊と古墳の痕跡。 |
2 | 02/18 | 四谷―神楽坂 | 花街・神楽坂と四谷。二つの坂を結ぶ善國寺。華やかな高台と暗い谷底の高低差から見える江戸守護の構造。小唄の実演も。 |
3 | 02/25 | 目黒 | 江戸の裏鬼門・目黒は江戸を語る上で欠かせない地点。目黒川流域に重なる歴史とヤマトタケルの足跡。 |
ご受講に際して(持物、注意事項)
◆休講が発生した場合の補講日は、3月4日(土)を予定しております。
講師紹介
- 宮澤 やすみ
- 神仏研究家、音楽家
- 1969年山口生まれ。立教大学卒。神仏習合、宗教民俗学の立場から幅広い分野で寺社仏像の魅力を伝える。小唄師範で音楽家としても活動する“歌う神仏研究家“。『仏像の光と闇』(水王舎)、『仏像”ここ見て”調査隊』(くもん出版)ほか仏像に関する著書多数。音楽作品に『末法思想』などがある。