ジャンル 日本の歴史と文化
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【無料体験講座】第七師団と北の記憶
渡辺 浩平(北海道大学特任教授)

曜日 | 土曜日 |
---|---|
時間 | 11:00~11:30 |
日程 |
全1回
・06月04日 ~
06月04日 (日程詳細) 06/04 |
コード | 719008 |
定員 | 200名 |
単位数 | − |
会員価格 | 受講料 ¥ 0 |
ビジター価格 | 受講料 ¥ 0 |
講義概要
無料体験会では、夏学期当講座の以下の内容を概観します。
第七師団とは屯田兵を母体として、北海道に誕生した部隊です。同師団の役割は一貫して「北鎮」にありました。北鎮とは北の防衛です。日露戦後、日本はそこから「北進」へと転じていきました。この講義では、第七師団、特にその下にあった歩兵第二十五聯隊の歴史を通じて、近代日本における北鎮の意味を考えます。歩兵第二十五聯隊は、1940年に樺太(サハリン)に移駐し、そこで終焉をむかえます。北鎮は私たちの「戦後」を形成する重要な要素となっていきます。本授業の特徴は「歴史をつなげて考えること」にあります。北海道の一地方史を世界史に、戦前と戦後を連続して考えてゆきます。それは今私たちがいる場所を考えることでもあります。
各回の講義予定
回 | 日程 | 講座内容 | |
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1 | 06/04 |
ご受講に際して(持物、注意事項)
◆Zoom ウェビナーを使用したオンライン講座です。
◆本講座の有料講座は以下のURLより確認ください。
https://www.wuext.waseda.jp/course/detail/55666/
◆お申込みの前に必ず
「オンラインでのご受講にあたって」をご確認ください。
備考
・会員以外の方が無料講座をお申し込みされる場合は、ビジターとしてお申し込みください。
講師紹介
- 渡辺 浩平
- 北海道大学特任教授
- 広告会社で11年間中国業務に携わる。その間、北京と上海に駐在し、1989年には六四天安門事件も体験した。その後、愛知大学に新設された現代中国学部の教員を経て、北海道大学へ。北大では20年にわたって中国語と広告を中心としたメディア論を講じ、中国メディアの変化を観察してきた(『中国ビジネスと情報のわな』『変わる中国 変わるメディア』など)。数年前から、これからの中国を考えるにあたっては、あらめて東アジアの近代史を学ばねばならないと思いたち、特に、軍体験とその記憶や近代における軍が果たした役割について文章を書き(『吉田満』『第七師団と戦争の時代』)、授業でも教えている。