ジャンル 現代社会と科学

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【無料体験講座】「辛い」「熱い」を感じる仕組み―2021年ノーベル賞では何が評価されたのか? TRPチャネルによって温度や辛み、痛みを感じる仕組み

富永 真琴(生理学研究所教授)

曜日 金曜日
時間 11:00~11:30
日程 全1回 ・03月04日 ~ 03月04日
(日程詳細)
03/04
コード 749014
定員 200名
単位数
会員価格 受講料 ¥ 0
ビジター価格 受講料 ¥ 0

目標

・2021年のノーベル生理学医学賞の研究内容を理解する
・温度が関わる生命現象を理解する
・温度を感じるメカニズムを理解する
・痛みを感じるメカニズムを理解する
・基本五味と辛みの違いを理解する

講義概要

無料体験講座では、春学期当講座の以下の内容を概観します。

2021年のノーベル生理学医学賞は温度と触覚の受容体を発見したDavid Julius博士とArdem Patapoutian博士に授与されました。それぞれカプサイシン受容体TRPV1チャネルと機械刺激受容体Piezoチャネルです。温度感受性TRPチャネルは昆虫にもあります。TRPチャネルがどのように温度を感じて、どのような生命現象に関わっているかを勉強します。地球上の全ての生物は、みな温度を感じながら生存しており、温度感受性TRPチャネルを使っています。また、生物は進化の過程で環境温度の変化の中で生きながらえてきました。進化の過程でのTRPチャネルがどのように変化してきたかも勉強します。

各回の講義予定

日程 講座内容
1 03/04    

ご受講に際して(持物、注意事項)

◆Zoom ウェビナーを使用したオンライン講座です。
◆本講座の有料講座は以下のURLより確認ください。https://www.wuext.waseda.jp/course/detail/55060/
◆お申込みの前に必ず「オンラインでのご受講にあたって」をご確認ください。
◆本講座ではZoomミーティングを使用いたします。

備考

・会員以外の方が無料講座をお申し込みされる場合は、ビジターとしてお申し込みください。

講師紹介

富永 真琴
生理学研究所教授
愛媛大学医学部卒、数年の臨床経験のあと、京都大学で博士(医学)を取得。京都大学、生理学研究所、カリフォルニア大学サンフランシスコ校、筑波大学、三重大学を経て、現職。
2021年ノーベル生理学医学賞を受賞したカリフォルニア大学のDavid Julius博士の研究室でノーベル賞の受賞対象であるカプサイシン受容体TRPV1とTRPV1の遺伝子単離と機能解析に関わった。世界で最初に熱刺激によってイオンチャネルが活性化するのを観察した。日本では、大きな研究領域「温度生物学」を牽引した。
温度受容・侵害刺激受容の分子機構解明を目指してTRP(トリップ)チャネルの研究を行っている。
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