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【無料体験講座】西洋美術における「タイトル」をめぐる考察 パレルゴン・クエスト―「題」の大冒険

平松 洋(美術評論家、フリーキュレーター)

曜日 金曜日
時間 19:00~19:30
日程 全1回 ・03月04日 ~ 03月04日
(日程詳細)
03/04
コード 749020
定員 200名
単位数
会員価格 受講料 ¥ 0
ビジター価格 受講料 ¥ 0

目標

・「タイトル」とは、そもそも、西洋美術においては、どういった存在なのかを考えます。
・「タイトル」の無かった西洋絵画に、どうやってタイトルを付けたのかを学びます。
・「タイトル」の中でも、時代と共に変わってきた例を学び、その事情を把握します。
・「タイトル」の中には、絵と内容が違っていても誤謬ではない場合があることを理解します。
・「タイトル」の中には、絵と内容が合っていても誤謬である場合があることを理解します。
・「タイトル」の中には、翻訳や思い込みにより、間違っている場合があることを認識します。
・「タイトル」を検討することが、より深い作品理解につながることを学びます。

講義概要

無料体験講座では、春学期当講座の以下の内容を概観します。

そもそも西洋絵画には、画家が「タイトル」を付ける習慣はありませんでした。では、どうやって「タイトル」を付けてきたのでしょう。本講座は、フェルメールやレンブラント、ジョットやクリムトなどの具体的な作品とともに、西洋美術における「タイトル」について、様々な視点から検討していくものです。ちなみに副題の「パレルゴン」とは、作品自体ではなく、作品(=エルゴン)を取り巻く、付随的なもののことです。「ドラゴン・クエスト」ならぬ、「パレルゴン・クエスト」として、付随的であるとされた「タイトル」を探ることで、真の作品理解へと導くものです。さあ、あなたもご一緒に、「題」の大冒険へと旅立ちませんか。

各回の講義予定

日程 講座内容
1 03/04    

ご受講に際して(持物、注意事項)

◆Zoom ウェビナーを使用したオンライン講座です。
◆本講座の有料講座は以下のURLより確認ください。
https://www.wuext.waseda.jp/course/detail/55000/
◆お申込みの前に必ず
「オンラインでのご受講にあたって」
をご確認ください。

備考

・会員以外の方が無料講座をお申し込みされる場合は、ビジターとしてお申し込みください。

講師紹介

平松 洋
美術評論家、フリーキュレーター
1962年岡山生まれ。企業美術館学芸員として数多くの展覧会を手がける。その後フリーランスとなり、国際展や企画展のチーフ・キュレーターとして活躍。現在は、主に執筆活動を行い、美術書を刊行。『名画 絶世の美女』シリーズ、『名画の謎を解き明かすアトリビュート・シンボル図鑑』『誘う絵』『ラファエル前派の世界』他、海外3カ国地域での翻訳出版を含めると著作は50冊を超える。
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