ジャンル 人間の探求

中野校

「人生の最期」を考える―逝き方は生き方

  • 夏講座

中下 大樹(真宗大谷派僧侶、社会福祉士)

曜日 土曜日
時間 10:30~12:00
日程 全4回 ・07月02日 ~ 07月23日
(日程詳細)
07/02, 07/09, 07/16, 07/23
コード 320511
定員 24名
単位数 1
会員価格 受講料 ¥ 13,916
ビジター価格 受講料 ¥ 15,698

目標

私たちは、何故、この世に生まれてきたのでしょうか?そして、今、何のために生きているのでしょうか?それら、究極的な問いは、「死」の問題抜きには語れません。
人は遅かれ早かれ、必ず「死」を迎えます。誰もが避けることが出来ない「死」の問題ですが、その問題を、家族や友人達と正面から語り合うことは、まだまだ難しい現状があります。
だからこそ、この講座では、ホスピスで数百名の死を看取り、二千件以上の葬送支援の現場、東北の被災地支援など、講師が経験した「生と死」の現場の話を交えながら、普段語ることが難しい「死」の問題を、受講生の皆様と正面から見つめ、共に語り合いたいと思います。

講義概要

2025年問題を持ち出すまでもなく、日本社会は今後急速な「多死社会」を迎えます。しかし、私たち一人一人は、確固たる死生観を持っているのでしょうか?
この講座では、緩和ケア病棟(ホスピス)での末期医療、認知症、尊厳死、孤立死、相続対策、葬儀・墓を巡る諸問題等、死の臨床現場での話を、大切な方を喪った遺族等のゲストスピーカーらの話も交えつつ、解説していきます。その上で、人が生きること、死ぬことを肯定的に捉え、現代の多死社会への理解を深めます。
死から目を背けず、各人がどのように死を迎え、自分らしい生を全うするかを真剣に考える事で、死生観を養い、よりよい「生」を考えるきっかけとなるような講座を目指します。

各回の講義予定

日程 講座内容
1 07/02 妻を看取った夫の立場から 配偶者の死・看取りについて、遺族の立場からの報告。ゲストスピーカー:NPO法人セブン・ジェネレーションズ 元代表理事 塚田康盛さん
2 07/09 相続対策の現場から見えてきた人間の生き様(逝き様) 人間が生きること、幸せ、財産(お金)とは何か?相続対策の現場からの報告。 ゲストスピーカー:一般社団法人日本相続対策研究所所長 本間文也さん
3 07/16 生と死の現場(末期医療・葬送支援・被災地)からの報告 末期医療・葬儀や墓・被災地等、講師の体験をもとにした「生と死」の現場からの報告。
4 07/23 逝き方は生き方〜生まれてきて良かったと思える人生とは〜 死を考えることは、生を考えること。受講生の皆様と共に、死生観について語り合います。

ご受講に際して(持物、注意事項)

◆講師が一方的に話すだけの講座ではありません。受講生の皆様と顔の見える関係を目指すと共に、感染症対策を行いつつ、可能な限り、語り合うことを重視します。しかし、発言することが苦手な方は、他の受講生の皆様のお話を聞いていただくだけでも結構です。他の受講生の方の話を丁寧に聞くだけでも、学べることがたくさんあると考えております。老若男女問わず、どなたでも受講できます。
◆各回講義内容・ゲストスピーカー及びゲストスピーカーの講義日は変更となる場合がございます。

講師紹介

中下 大樹
真宗大谷派僧侶、社会福祉士
大学院でターミナルケアを学んだ後、真宗大谷派(浄土真宗)僧侶となる。その後、緩和ケア病棟(ホスピス)にて末期がん患者数百名の看取りに従事。病院退職後は、大学で教鞭を執りつつ、僧侶・葬儀社スタッフとして、二千人以上の生活困窮者を中心に葬送支援を実施。その他、東北の被災地支援、孤独死・貧困・自殺対策、市民後見人などの活動も行っている。
著書は、ホスピスや被災地の報告『悲しむ力』(朝日新聞出版)、『あなたならどうする 孤立死』(三省堂)、『死ぬ時に後悔しないために、今日から大切にしたいこと』(すばる舎)、『何があっても生きる〜孤立・貧困・自死の連鎖を断つ〜』(佼成出版社)など他多数。

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