ジャンル 現代社会と科学

中野校

現代インド論〜インドが変える世界地図

  • 夏講座
  • 入門

広瀬 公巳(国際ジャーナリスト、NHK元解説委員)

曜日 金曜日
時間 10:30~12:00
日程 全6回 ・07月09日 ~ 08月27日
(日程詳細)
07/09, 07/16, 07/30, 08/06, 08/20, 08/27
コード 320723
定員 24名
単位数 1
会員価格 受講料 ¥ 17,820
ビジター価格 受講料 ¥ 20,493

目標

・政治、経済、環境問題への取り組みなど、インドの今を知る。
・カレーやヨガなど、インドの伝統の意味と役割を楽しく学ぶ。
・中国、アメリカ、日本など、インドとの国際関係を理解する。

講義概要

インドが世界一の人口大国になり、経済力で日本を追い抜く日が近づいています。そんな「大国」の今をビデオやクイズも交えてわかりやすく解説します。格差・貧困対策、宗教対立、エネルギー・環境問題、データ・ネット社会など、世界の課題に独自の方法で解決策を見出すインド。その不思議な知恵の源泉は、多彩な文化と長い伝統の中にあります。コロナ危機にインドはどう向き合うのか。日印関係はどうなるのか。カレー、紅茶、ヨガ、数学、映画など身近なものから、インドを深く楽しく学びましょう。

各回の講義予定

日程 講座内容
1 07/09 IT人材大国インド 第四次産業革命で技術者が足りない日本はIT人材大国インドとAI技術協力で合意。その背景には国際AI人材争奪戦や米中の情報戦争があります。世界一の難関大学IITから巣立ったエリートが衛星を火星に送り、デジタル・インディアを進めるインド政府はインド式マイナンバー制度も導入。【ここに注目!】インド式数学で頭の体操
2 07/16 日印ビジネスに大切なこと インドとの繋がりは奈良時代に遡る。その後の長い空白期を経て、戦後のインド外交で拡大した日印関係は、トップ・セールスを繰り広げるモディ首相の初来日で加速。インド接近の背景にはインド経済の弱点もあった。メトロ建設や新幹線建設計画、スズキのインドでの成功の秘密からインドビジネスの要諦を学ぶ。【ここに注目!】震災と在日インド人
3 07/30 モディとガンディー グジャラート州から生まれた政治家モディは出身カーストが後進階級で幼少期はチャイ売りをしていた。地方から国政へ進出したモディは、国民会議派を攻撃するたたき上げのカリスマ指導者。非暴力運動の建国の父マハトマ・ガンディーとは対極の存在に見えるが、ともに対話コミュニケーションの名手で、グジャラート出身という意外な共通点も。【ここに注目!】財閥ゆかりの地
4 08/06 「環境先進国」インド 使い捨てプラスチックを禁止し、大気汚染対策にも乗り出すインドは、今や世界の世論をけん引する「環境先進国」へ。暑さの原因となっている強い日差しをソーラー発電に変える発想の転換で、アフリカの途上国を率いる国際組織の太陽光同盟を結成。一方で、原子力開発は核大国への道を開くものとしての懸念もある。環境と軍事がつながるダイナミクスを知る。【ここに注目!】トイレ革命
5 08/20 宗教という国家リスク インドでは牛が神様。ヒンドゥー至上主義の高まりで牛を扱うイスラム教徒が暴行に合う事件が続いた。対立が続く隣国パキスタンは核保有国という現実。建国の際にやり残した共存という宿題、インド本来の姿であるはずの世俗主義、多文化共生社会の底力が問われている。【ここに注目!】カレーはナンかライスか
6 08/27 インドが変える世界地図 中国とはケンカをしないのか。印中の睨み合いが続いた中印国境紛争。一方で、インドと中国は経済協力を進める大人の関係。「一帯一路」と「インド太平洋」の綱引きはどうなっているのか。大国となったインドは、アメリカ、ロシア、イランとの関係をダイナミックに変化させ、文字通り『インドが変える世界地図』という状態を生んでいる。【ここに注目!】ヨガの不思議な力

ご受講に際して(持物、注意事項)

◆休講が発生した場合の補講は、9月3日(金)を予定しております。

講師紹介

広瀬 公巳
国際ジャーナリスト、NHK元解説委員
東京大学教養学科卒業後、NHK入局。ニューデリー支局長などとして約50カ国の現場を取材。著書に『インドが変える世界地図 モディの衝撃』(文春新書)、『自爆攻撃 私を襲った32発の榴弾』(第34回大宅賞最終候補)などがある。日本南アジア学会、日印協会会員。岐阜女子大学南アジア研究センター客員教授。
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