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仕事に活かす! 教養が活きる! 論理的思考トレーニング

  • 春講座
  • 資料配付

福澤 一吉(元早稲田大学教授)

曜日 土曜日
時間 13:00~14:30
日程 全6回 ・04月17日 ~ 05月29日
(日程詳細)
04/17, 04/24, 05/08, 05/15, 05/22, 05/29
コード 710805
定員 30名
単位数 1
会員価格 受講料 ¥ 23,760
ビジター価格 受講料 ¥ 27,324

目標

以下の点について理解し、さまざまな場面で応用可能な議論の基本スキルを習得する。
・「読む、書く、議論する」の基礎にある論理構造を知る。
・議論を論証単位で分析することを通して、議論とは何かを理解する。
・論証の構成要素である根拠、結論、論拠について理解し、クリティカルな読み書き能力と議論のスキルを身につける。

講義概要

私たちが日常的に行っている「読む、書く、聞く、話す」という言語活動は、すべて同じ論証という論理構造に支えられています。つまり、論証構造について学習すれば「読む、書く、聞く、話す」のそれぞれの場面で論理的な力を発揮できます。本講座では、書かれたものを対象にそこに展開する論証(議論)を検討するために必要な基礎知識の獲得とその運用をゴールとします。練習問題もやっていただきます。論証の構造を理解すると、例えば、訳がわからないまま進行していく会議、国会中継やテレビ討論会での噛み合わない議論、議論が不明確な新聞のコラムなどの問題点がクリアに見えてきます。

各回の講義予定

日程 講座内容
1 04/17 「議論のルール」を知るための基礎知識 6回に亘りどのような講義・演習をするかを概観します。その際、キーワードである論理・思考・接続・論証・導出の関係について触れます。また、ウォーミングアップ問題として簡単な文章を読んでいただき、その文章の論理的問題点を受講生にご指摘していただきます。その問題点を指摘しながら、論理とは何かについての具体的な解説をします。
2 04/24 「論理」とはなにか?:接続詞を理解する 受講生は、国語教育の一貫として接続詞は学習しているはずです。しかし、接続詞について十分注意を払ったことがなかったのではないでしょうか。接続詞を理解し、適切に使用することは論理の基礎であることを講義と演習で理解します。
3 05/08 「議論」とはなにか?:論証モデルを手掛かりに 議論は多義語です。これを理解するため議論という語を論証に置き換えます。すると議論は根拠、主張、論拠という論証の三大要素の組み合わせとそれらの関係として捉えられるのです。つまり、議論を知るには論証を知ることがポイントです。ここでは論証とは何かを丁寧に解説します。さらに、受講者の方々に文章から論証を切り出す練習をしていただきます。
4 05/15 トゥールミンの論証モデル(論拠その1) 読み、書き、聞き、話すに共通する議論・論証のモデルとして有名なS.トゥールミンの論証モデルについて詳しく講義します。論証には前提となる根拠、そこから導出される結論/主張、そしてその両者を支える論拠が必要です。一般に、論拠は書かれておらず、暗黙に了解されています。そこで、論証を基礎から支える論拠を推定する練習問題をやっていただきます。
5 05/22 トゥールミンの論証モデル(論拠その2) 論証モデルを深く理解するにあたっては論拠の役割の理解が必要です。まず、論拠にまつわる様々な事例を見ます。ついで、比較的長い文章を読み、そこから論証を取り出し、さらにそこに書かれていない論拠を推定する練習をします。①具体的事実である根拠を結論の理由にする場合と、②仮定を結論の理由とする場合(論拠)の組み合わせが結論/主張を導くために必要なことを学びます。
6 05/29 論証図:論証間の関係を把握する 私たちの読むものや、よく耳にする議論の内容は多数の論証の組みあわせから成立しています。つまり、議論を理解するには複数の論証間の関係を知る必要があります。まずは、論証の3つの型、単純論証、結合論証、合流論証もついて解説します。ついで、ある簡単な文章を読んで、これら3つの論証の型がどのような組み合わせになっているかを考えてみます。この複数の論証の組み合わせ全体を論証図といいます。議論の内容を論証図にすることにより著者の議論をより深く理解できます。

ご受講に際して(持物、注意事項)

◆本講座は2019年度春学期の同名講座とおおむね同じ内容です。
◆休講が発生した場合の補講は、6月5日(土)を予定しております。
◆Zoomミーティングを使用したオンライン講座です。
◆お申込みの前に必ず「オンラインでのご受講にあたって」をご確認ください。

講師紹介

福澤 一吉
元早稲田大学教授
東京都健康長寿医療センター(旧東京都老人総合研究所)を経て、1990年より早稲田大学文学部。言語病理博士Ph.D.(ノースウエスタン大学)。専門は認知神経心理学、計算論的神経科学。早稲田大学文学部心理学コースでは、認知神経心理学の講義とゼミ、学部1年生、3年生を対象に通年で論理トレーニングを担当している。
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