ジャンル 現代社会と科学

早稲田校

宇宙科学観測が明かす宇宙と素粒子の謎

  • 春講座
  • 資料配付

鳥居 祥二(早稲田大学名誉教授)

曜日 水曜日
時間 14:45~16:15
日程 全4回 ・06月02日 ~ 06月23日
(日程詳細)
06/02, 06/09, 06/16, 06/23
コード 110798
定員 50名
単位数 1
会員価格 受講料 ¥ 11,880
ビジター価格 受講料 ¥ 13,662

目標

・宇宙の進化と素粒子の密接な関係についての基礎的理解を目指す。

講義概要

宇宙がビッグバンとよばれる爆発現象により始まり、素粒子や力の創生を経て、膨張するとともに星や銀河が形成されて現在の宇宙が成立しているとされている。現在の物質優勢の宇宙がどのように形成されたのか、宇宙の進化において不可欠な役割を果たしている暗黒物質や暗黒エネルギーとは何かについて、これまでの観測結果に基づく理解を概論的に解説する。

各回の講義予定

日程 講座内容
1 06/02 宇宙の始まりと進化 宇宙はビッグバンで始まり膨張して現在の姿ができているとされている。宇宙が始まりから物理法則にしたがってどのように進化したかについて、素粒子や力の法則の役割を含めて解説する。
2 06/09 宇宙の階層構造 現在の宇宙は、宇宙の進化により恒星、銀河、銀河団、超銀河団といた様々な天体による階層構造を形成している。それらの構造とはどのようなものであり、どのようにして形成されてきたかについて、それぞれの特徴を含めて解説する。
3 06/16 宇宙における物質と反物質 宇宙初期には粒子と反粒子が同数あったが、反粒子は消滅し粒子のみで構成される物質優勢の宇宙が出来たと考えられている。その理由を宇宙の進化の過程で起こった反粒子と粒子の反応の違いに基づいて解説する。さらに、現在までに宇宙から飛来する反粒子が観測されているが、それらの反粒子はどのようにして生成されているのかについて最新の観測結果による理解を紹介する。
4 06/23 暗黒物質と暗黒エネルギー 宇宙の進化においては、まだ正体が不明な物質である暗黒物質と未解明なエネルギーである暗黒エネルギーが基本的な役割を果たしているとされている。暗黒物質や暗黒エネルギーが宇宙科学観測によってどのようにして検出されたのか、そして現在それらの正体を解明する観測がどのようにして行われているのかについて、その最新成果とともに解説する。

ご受講に際して(持物、注意事項)

◆講義には一部、専門的な内容(高校生程度の物理学)も含まれます。

講師紹介

鳥居 祥二
早稲田大学名誉教授
1948年京都生まれ 京都大学理学部物理学科卒業後、同大学院理学研究科物理第二学専攻博士課程単位取得満期退学。博士(理学・京都大学)。専門分野は、高エネルギー宇宙物理学の観測的研究。論文(査読付)約100編のほか、著書に、『宇宙の観測III第3章宇宙線』(共著)(日本評論社)、訳書に、『宇宙はこうして始まりこう終わりを告げる』(白揚社)などがある。
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