ジャンル ビジネス・資格
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データ・サイエンスとビジネス なぜ、ビジネスにおいてデータの活用が難しいのか
上田 雅夫(横浜市立大学教授)

曜日 | 火曜日 |
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時間 | 19:00~20:30 |
日程 |
全4回
・02月02日 ~
03月02日 (日程詳細) 02/02, 02/09, 02/16, 03/02 |
コード | 740803 |
定員 | 90名 |
単位数 | 1 |
会員価格 | 受講料 ¥ 15,840 |
ビジター価格 | 受講料 ¥ 18,216 |
目標
・ビジネスにおいてデータを活用することの難しさとその理由を理解する。
・データの構造、データの見方を理解する。
・ビジネスに必要なデータ及びデータ活用についてイメージできるようになる。
講義概要
企業活動、特に、マーケティングにおいてはデータの利用は不可欠であるが、データを上手に使いこなせている企業は多くはない。また、全ての経営陣が、データへの投資に対する費用対効果(含むデータサイエンティストの費用対効果)について満足しているわけではない。なぜ、そのようなことが生じるのか、データの構造、種類、統計モデルなどの点から解説を行い、データを用いた企業の効率的な活動に対する示唆を提供する。
各回の講義予定
回 | 日程 | 講座内容 | |
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1 | 02/02 | 企業活動とデータの活用 | 企業活動におけるデータの重要性を指摘し、当該企業のビジネスの範囲と必要なデータについて整理する(自社にとって望ましいデータの活用、必要なレベルを明らかにする)。 |
2 | 02/09 | データの種類と企業 | ビジネス、特にマーケティングにおいて使用するデータの種類を整理し、当該企業の特徴とビジネスで重視するべきデータについて説明する。講義では、定量的なデータだけではなく定性的なデータの活用についても説明する。 |
3 | 02/16 | データの分布の重要性とビジネスへの活用 | 従来の平均値だけみるデータの見方について、その危険性を指摘し、データ全体の分布をみる重要性を示す。同時に、データの分布がビジネスにどのように役立つのか、マーケティング施策を立案する際にどのように考えるべきなのかについて説明を行う。 |
4 | 03/02 | 分析(統計モデル)の意味とその限界 | ビッグ・データを分析すれば、全て解決するのかという問いに対し、分析(特に、統計モデル)の意味とその限界、ビジネスにおける利用上の注意をまとめる。加えて、ビジネスに活用できる分析とは何かについても説明を行う。 |
ご受講に際して(持物、注意事項)
◆休講が発生した場合の補講は、3月9日(火)を予定しております。
◆Zoomウェビナーを使用したオンライン講座です。
◆講義内容は2019年度冬講座に最新のケースを加えたものになっております。
講師紹介
- 上田 雅夫
- 横浜市立大学教授
- メーカー、早稲田大学などを経て、現在、横浜市立大学データサイエンス学部教授。博士(商学)。マーケティング領域において、データを用いた実証的な研究に従事。書籍等著作物として『ビッグデータに踊らされないための統計データ使いこなし術』(宝島社)、『マーケティング・エンジニアリング入門』(有斐閣)がある。