ジャンル 文学の心

中野校

「平家物語」を読む 巻三

  • 秋講座
  • 資料配付

平藤 幸(鶴見大学講師)

曜日 火曜日
時間 10:30~12:00
日程 全10回 ・10月01日 ~ 12月10日
(日程詳細)
10/01, 10/08, 10/15, 10/29, 11/05, 11/12, 11/19, 11/26, 12/03, 12/10
コード 330124
定員 40名
単位数 2
会員価格 受講料 ¥ 29,700
ビジター価格 受講料 ¥ 34,155

目標

・物語を丁寧に読み味わいます。
・物語世界全体に目を配り、その魅力を理解します。

講義概要

・『平家物語』巻三の原文を通読します。常に物語全体を見渡しつつ、流れや背景を丁寧に説明致します。
・毎回補助プリントを用いて、同時代史料・絵画資料・地図・系図も参照しながら、史実との関係、人物の描かれ方、合戦に関する知識などについてもわかりやすく解説致します。

各回の講義予定

日程 講座内容
1 10/01 巻三「赦文」「足摺」 清盛の娘である中宮徳子が懐妊したため、非常赦が行われることとなった。鬼界ヶ島に流されていた三人のうち、俊寛以外の帰京が赦される。島に一人取り残される俊寛の悲劇。
2 10/08 巻三「御産」「公卿揃」 徳子は、無事に男子を出産。嬉しさのあまり、声を上げて泣く清盛。多くの公卿が六波羅へ向かう。
3 10/15 巻三「大塔建立」「頼豪」 皇子ご誕生は、清盛が厳島神社を篤く信仰したためという。また、怨霊というのは恐ろしく、一人赦免の無かった俊寛が気がかりである。
4 10/29 巻三「少将都帰」 赦された成経と康頼が帰京。帰京中成経の意識は、亡き父にのみ向かう。
5 11/05 巻三「有王」「僧都死去」 俊寛の童有王が、鬼界ヶ島に俊寛を訪ねる。かつての師の変わり果てた姿に驚く。食を断って亡くなった俊寛の後世を有王は弔う。
6 11/12 巻三「飈」「医師問答」 清盛の嫡男重盛は熊野に参詣し、父の悪心を和らげるか自分の命を縮めるかと祈る。後者が通じ、重盛は43歳の生涯を閉じる。
7 11/19 巻三「無文」「燈炉之沙汰」「金渡」 重盛は生前、未来のことも悟る人だった。重盛をめぐる様々な説話。
8 11/26 巻三「法印問答」 清盛が後白河院を恨んでいるということで、院のもとより静憲法印が遣わされる。清盛は院への思いを述べ、静憲法印は清盛の怒りに動じずに発言する。
9 12/03 巻三「大臣流罪」「行隆之沙汰」 清盛は、関白基房以下多数の公卿を解官、流罪とする。左少弁行隆は清盛に取り立てられて華やぐ。
10 12/10 巻三「法皇被流」「城南之離宮」 清盛は後白河院を鳥羽離宮に閉じ込める。院は離宮で心細く暮らす。そんな中治承四年を迎える。

ご受講に際して(持物、注意事項)

◆すでにお持ちの『平家物語』テキストがございましたら、そちらをご持参ください。その場合は指定テキストを新たに購入する必要はございません。

テキスト

テキスト
『平家物語 覚一本 全 改訂版』(武蔵野書院)(ISBN:978-4838606504)

講師紹介

平藤 幸
鶴見大学講師
博士(文学)。専門分野は日本中世文学・軍記物語。著書『平家物語 覚一本 全』(共著、武蔵野書院、2013年)、『中世文学十五講』(共著、翰林書房、2011年)、論文「萩明倫館旧蔵長門本『平家物語』首両巻をめぐって」(『軍記物語の窓 5』2017年)など。

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