ジャンル 日本の歴史と文化

八丁堀校

人物でたどる戦国史 史料からみた戦国武将の実像・信長上洛編

  • 秋講座
  • 資料配付

丸島 和洋(東京都市大学准教授)

曜日 水曜日
時間 10:30~12:00
日程 全10回 ・10月09日 ~ 12月11日
(日程詳細)
10/09, 10/16, 10/23, 10/30, 11/06, 11/13, 11/20, 11/27, 12/04, 12/11
コード 230204
定員 30名
単位数 2
会員価格 受講料 ¥ 29,700
ビジター価格 受講料 ¥ 34,155

目標

・戦国武将は人気が高く、その行動や思想が教訓として用いられることがよくあります。
・しかし、一般に知られている戦国武将のエピソードは、江戸時代の軍記物や講談、果ては歴史小説で理想的に描かれた話がもとになっています。
・本講座では、できるかぎり戦国時代の史料にもとづいて、戦国武将の実像について考えてみたいと思います。

講義概要

講義ごとに、著名な戦国武将を取り上げ、信頼性の高い古文書・古記録をもとに政治動向や人物の実像を考えていきます。その際、よく知られるエピソードが、どのようにして生み出されていったのかも、あわせて検討したいと思います。回によっては、関連人物についても一緒に取り上げる場合があります。今回は、織田信長の尾張統一と、その上洛に関わる人物を取り上げます。

各回の講義予定

日程 講座内容
1 10/09 平手政秀―信長を「諌死」した風流人― 信長の次席家老。信長の行状を憂い、切腹して果てたと伝えられます。その子息の行く末も含めてお話しします。
2 10/16 織田信勝―正統後継者という自負心― 信長の弟で、一般に「信行」の名で知られます。兄に二度にわたって背き、謀殺されてしまいますが、何故そこまでの叛意を抱いたのでしょうか。
3 10/23 林秀貞―信長「一長」の叛逆― 信長の筆頭家老でありながら、信勝を支持して信長に謀反した経歴のある人物。一般に「通勝」の名で知られますが、明確な誤伝です。
4 10/30 斎藤義龍―実父を討ち取った美濃の雄― 「美濃のマムシ」と謳われた梟雄斎藤道三の嫡男。父に背き、長良川の戦いで勝利して家督を継ぎます。妹婿織田信長の前に立ちはだかった人物。
5 11/06 今川義元―桶狭間合戦の実像― 桶狭間合戦で、少数の織田信長に討ち取られた人物。今回は、桶狭間合戦の過程を再検討します。
6 11/13 松平元康―今川家からの独立― 後の徳川家康。今川氏に服属していましたが、桶狭間合戦後、独立を果たします。しかしその前には、予想もつかなかった苦難が待ち受けていました。
7 11/20 足利義輝―「剣豪将軍」の最期― 室町幕府第13代将軍。剣豪塚原卜伝の弟子で、「剣豪将軍」として知られます。三好一族の手による非業の最期が、信長上洛の前提となります。
8 11/27 木下秀吉―「墨俣一夜城」の伝承― 後の羽柴(豊臣)秀吉。美濃攻略において、墨俣に一晩で城を築ぎ、橋頭堡を確保した活躍で出世したとされます。秀吉初期の動向を検討します。
9 12/04 六角義賢―観音寺騒動の果てに― 出家号承禎。家督を譲った嫡男義治が、「観音寺騒動」という内乱を引き起こしてしまいます。信長上洛には、三好方として立ちはだかりました。
10 12/11 明智光秀―歴史の表舞台への登場― 信長に仕え、本能寺の変を引き起こした謀反人。近年の検討で、徐々にその出自が明らかになってきました。次期将軍足利義昭の家臣として、信長の前に姿を現します。

ご受講に際して(持物、注意事項)

◆講師都合により、10/2は休講となりました。補講は12/11に行います。
◆各週の講義の順序は入れ替わる場合があります。
◆一部の講義は、過去に実施した内容を再編の上、バージョンアップしたものとなっています。

講師紹介

丸島 和洋
東京都市大学准教授
1977年生まれ。慶應義塾大学大学院後期博士課程単位取得退学。博士(史学)。専門は日本中世史。主著は、『戦国大名の「外交」』(講談社)、『郡内小山田氏』(戎光祥出版)、『真田四代と信繁』(平凡社)、『戦国大名武田氏の家臣団』(教育評論社)、『武田勝頼』(平凡社)など。
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