ジャンル 現代社会と科学

早稲田校

珪藻の世界 知られざるガラスの微生物

  • 夏講座

真山 茂樹(東京学芸大学教授)

曜日 月曜日
時間 13:00~14:30
日程 全4回 ・08月05日 ~ 09月02日
(日程詳細)
08/05, 08/19, 08/26, 09/02
コード 120724
定員 30名
単位数 1
会員価格 受講料 ¥ 11,664
ビジター価格 受講料 ¥ 13,413

目標

・ガラスの殻をもつ珪藻の構造と多様性を知る。
・珪藻の生物としての特徴や重要性を理解する。
・環境指標生物としての珪藻の役割を理解する。
・珪藻の生活における利用や犯罪捜査における利用を知る。

講義概要

珪藻はガラスでできた殻をもちます。その形と殻に刻み込まれた模様は幾何学的かつ複雑で、水中で最も種の多様性に富む生物群の一つとして知られています。珪藻の殻の形や構造を知るとともに、生物としての特徴や進化の過程で殻の作り方がどのように変化したかを解説します。また、時代や国の違いによる河川の水質の変化を、珪藻を使ったシミュレーションで理解します。さらに、エネルギー源としての珪藻の利用、珪藻土としての工業への利用、犯罪捜査への利用など、生活に密接した幾つかの事例を紹介します。

各回の講義予定

日程 講座内容
1 08/05 ミクロの生物珪藻 珪藻とはどんな生物なのか、様々な生育地、採集方法、ナノレベルで緻密に作られる殻の構造と分類、葉緑体の色や形などをビジュアルに解説します。
2 08/19 珪藻の生物学 水中の珪素イオンからどうやってガラスを作るのか、殻の作り方の違いが系統を反映する、ユニークな細胞分裂と有性生殖の方法、異形殻、細胞内共生など、珪藻の生物学を解説します。
3 08/26 環境と珪藻 指標生物として珪藻からさまざまな水環境を知ることができます。日本、インド、米国の過去と現在における水質の変化を、珪藻を用いてシミュレーションします。
4 09/02 珪藻の利用 バイオディーゼルとしての珪藻の利用、フィルターとして使用される珪藻土、犯罪捜査に使われる珪藻など、身近にある珪藻について紹介します。

講師紹介

真山 茂樹
東京学芸大学教授
日本珪藻学会会長、国際珪藻学会評議員、日本生物教育学会副会長、カリキュラム開発センター長などを歴任。珪藻の分類、系統、生態など多様性研究における日本の第一人者として活躍する一方、25ヶ国語に翻訳された教育サイト「ケイソウプロジェクト」ウェブページを主宰。専門研究の内容を教育界へ転換する研究も多い。
  • 外国語 コースレベル選択の目安
  • 広報誌「早稲田の杜」
  • オープンカレッジ友の店