ジャンル 日本の歴史と文化

八丁堀校

人物でたどる戦国史 史料からみた戦国武将の実像・関東動乱編

  • 夏講座
  • 資料配付

丸島 和洋(東京都市大学准教授)

曜日 水曜日
時間 10:30~12:00
日程 全8回 ・07月10日 ~ 09月04日
(日程詳細)
07/10, 07/17, 07/24, 07/31, 08/07, 08/21, 08/28, 09/04
コード 220203
定員 30名
単位数 1
会員価格 受講料 ¥ 23,328
ビジター価格 受講料 ¥ 26,827

目標

・戦国武将は人気が高く、その行動や思想が教訓として用いられることがよくあります。
・しかし、一般に知られている戦国武将のエピソードは、江戸時代の軍記物や講談、果ては歴史小説で理想的に描かれた話がもとになっています。
・本講座では、できるかぎり戦国時代の史料にもとづいて、戦国武将の実像について考えてみたいと思います。

講義概要

講義ごとに、著名な戦国武将や、マイナーながら重要な武将を取り上げ、信頼性の高い古文書・古記録をもとに政治動向や人物の実像を考えていきます。その際、よく知られるエピソードが、どのようにして生み出されていったのかも、あわせて検討したいと思います。回によっては、関連人物についても一緒に取り上げる場合があります。今回は、関東の戦国時代中期に活躍した人物を取り上げます。

各回の講義予定

日程 講座内容
1 07/10 由良成繁 上野における下剋上の主 上野新田金山城主で、もとの苗字は横瀬氏。新田義貞の流れを汲む、新田岩松氏に対して下剋上を成し遂げた人物。
2 07/17 佐竹義舜と義篤 一族内紛の勝者 常陸佐竹氏当主父子。一族の謀叛を鎮圧し、佐竹氏の統一を果たします。
3 07/24 結城政勝 「結城氏新法度」の制定 下総結城氏当主。方言が多用された分国法「結城氏新法度」を制定するとともに、北条氏と結んで領国の維持を図ります。その影で行った事とは。
4 07/31 那須資胤 那須与一末裔の苦闘 下野那須氏当主。扇の的を射貫いた事で有名な那須与一の子孫です。彼を襲った御家騒動について検討します。
5 08/07 北条氏康 戦国最大の民政家 小田原北条氏3代目。「相模の獅子」と謳われた名将であるだけでなく、きめ細やかな民政に尽力しました。「構造改革」とまで呼ばれる民政の特徴は。
6 08/21 足利晴氏 古河公方府内紛の末に 第4代古河公方。古河公方足利氏は、代々父子間の内紛が続き、晴氏も父高基と対立した末に家督を継ぎました。北条氏との提携を選んだ晴氏を待ち構えていたものは。
7 08/28 上杉謙信 「義」の将の関東管領就任 越後守護代長尾景虎は、山内上杉氏の名跡を継ぎ、関東管領に就任します。「義」の将と称された謙信の実像を探ります。
8 09/04 里見義弘 房総の覇権と屈服 里見義堯の嫡男。父義堯とともに房総里見氏の最盛期を築きます。その栄枯盛衰を検討します。

ご受講に際して(持物、注意事項)

◆各週の講義の順序は入れ替わる場合があります。
◆一部の講義は、過去に実施した内容を再編の上、バージョンアップしたものとなっています。

講師紹介

丸島 和洋
東京都市大学准教授
1977年生まれ。慶應義塾大学大学院後期博士課程単位取得退学。博士(史学)。専門は日本中世史。主著は、『戦国大名の「外交」』(講談社)、『郡内小山田氏』(戎光祥出版)、『真田四代と信繁』(平凡社)、『戦国大名武田氏の家臣団』(教育評論社)、『武田勝頼』(平凡社)など。
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