ジャンル 現代社会と科学

早稲田校

進化古生物学―化石に刻まれた地球と生命の歴史―

  • 夏講座

守屋 和佳(早稲田大学准教授)

曜日 木曜日
時間 13:00~14:30
日程 全4回 ・07月11日 ~ 08月01日
(日程詳細)
07/11, 07/18, 07/25, 08/01
コード 120718
定員 30名
単位数 1
会員価格 受講料 ¥ 11,664
ビジター価格 受講料 ¥ 13,413

目標

・化石とはどのようなものなのかを学ぶ。
・化石に残された地球と生命の歴史を学ぶ。
・化石の形や化学組成に記録された古生物の生き様を学ぶ。

講義概要

私達が目にする化石は、多くの場合まさに石と化していますが、それらの化石は過去の地球に生息していた生物の遺骸であり、生命の記録です。進化古生物学とは、化石を石ではなく、生命の痕跡として扱い、現生の生物や海洋環境などの変遷との比較から、化石となった古生物の生き様を明らかにする分野です。この講座では、化石とはなにか、化石に残された進化の歴史、化石から明らかになる古生物の生活史などを学びます。

各回の講義予定

日程 講座内容
1 07/11 よく考えると「化石」ってなんだろう? 「化石」という言葉は私達にも馴染み深いものですが、その定義は何でしょうか?
第1回目の講義では、化石とはどのようなものなのか、さらには、化石から得ることのできる情報の豊富さを学びます。
2 07/18 化石に残された地球と生命の進化の歴史 今日、私達が目にすることができる地球と生命の姿は、地球誕生以降の46億年に及ぶ進化の産物です。
第2回目の講義では、主に、地層から産出する化石に残された地球と生命の進化の歴史を学びます。
3 07/25 化石の形態からわかる古生物の運動能力 私達、生物の体は、1)祖先から受け継いだ性質、2)生活していく上での最適型、3)物理的構造特性、の3つの制約によって規定されています。
第3回目の講義では、化石の形を調べることで、このうちの1つである、古生物の生活、とくに運動能力を議論した例を学びます。
4 08/01 化石の化学組成からわかる古生物の棲息場所 炭酸カルシウムから構成される化石、例えば貝殻は、貝殻が形成されたときの海の成分や環境情報を殻の化学組成として記録しています。
第4回目の講義では、化石の殻を構成する炭酸カルシウムの化学組成から、殻が形成された水温を算出し、殻を形成した生物が生息していた当時の水深などを議論した例を学びます。

ご受講に際して(持物、注意事項)

補講は8月8日を予定しています。

テキスト・参考図書

参考図書
『カラー図解 進化の教科書 第1巻 進化の歴史』(講談社)(ISBN:978-4062579902)
『カラー図解 進化の教科書 第3巻 系統樹や生態から見た進化』(講談社)(ISBN:978-4062579926)
『カラー図解 進化の教科書 第2巻 進化の理論』(講談社)(ISBN:978-4062579919)

講師紹介

守屋 和佳
早稲田大学准教授
博士(理学、東京大学)。学振特別研究員、サウサンプトン海洋センター客員研究員、早稲田大学助手などを経て、2015年から現職。専門は進化古生物学、古海洋学。近著に『Ammonoid Paleobiology: From Anatomy to Ecology』(Springer)(分担執筆)など。
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