ジャンル 日本の歴史と文化

八丁堀校

人物でたどる戦国史 史料からみた戦国武将の実像・東北動乱編

  • 春講座
  • 資料配付

丸島 和洋(東京都市大学准教授)

曜日 水曜日
時間 10:30~12:00
日程 全10回 ・04月10日 ~ 06月19日
(日程詳細)
04/10, 04/17, 04/24, 05/08, 05/15, 05/22, 05/29, 06/05, 06/12, 06/19
コード 210202
定員 30名
単位数 2
会員価格 受講料 ¥ 29,160
ビジター価格 受講料 ¥ 33,534

目標

・戦国武将は人気が高く、その行動や思想が教訓として用いられることがよくあります
・しかし、一般に知られている戦国武将のエピソードは、江戸時代の軍記物や講談、果ては歴史小説で理想的に描かれた話がもとになっています
・本講座では、できるかぎり戦国時代の史料にもとづいて、戦国武将の実像について考えてみたいと思います

講義概要

講義ごとに、著名な戦国武将や、知られざる重要人物を取り上げ、信頼性の高い古文書・古記録をもとに政治動向や人物の実像を考えていきます。その際、よく知られるエピソードが、どのようにして生み出されていったのかも、あわせて検討したいと思います。回によっては、関連人物についても一緒に取り上げる場合があります。春講座では、伊達政宗登場以前に東北で活躍した人物を取り上げます。

各回の講義予定

日程 講座内容
1 04/10 伊達晴宗―父子相剋の勝利者― 伊達政宗の祖父。父稙宗との「天文洞の乱」の勝利者です。
2 04/17 蘆名盛氏―「会津守護」の隆盛― 会津の戦国大名。伊達氏と並ぶ南東北最大勢力に上り詰めた蘆名氏中興の祖。
3 04/24 南部晴政―三日月の丸くなるまで― 三戸南部氏当主。「三日月の丸くなるまで南部領」と呼ばれた広大な領国を陸奥北部に築いた人物。
4 05/08 蠣崎信広―道南統一史の謎― 北海道の南端渡島半島の支配者。アイヌ民族に勝利し、主家安東氏から道南支配権を譲られたとされますが、実態とかなり齟齬があるようです。
5 05/15 安東愛季―「日之本将軍」の復権― 安東氏は蠣崎氏の主家。出羽北部を拠点とし、太陽が昇る東の果ての覇者として「日之本将軍」と呼ばれていました。分裂していた安東氏を大名化した人物。
6 05/22 最上義光―「羽州の狐」の実像― 妹は、伊達政宗の生母。父・弟との対立をくぐり抜け、謀略で出羽南部最大の大名になったとされます。近年、実像の再整理がなされました。
7 05/29 大崎義直―落日の「奥州探題」― 大崎氏は奥州探題家で、義直は同氏最後の探題就任者。家中の内紛と伊達氏との抗争に苦しみます。
8 06/05 伊達輝宗―覇者への道と劇的最期― 伊達政宗の父。温和な性格というイメージがありますが、果たしてその実像は。劇的な最期が著名な人物です。
9 06/12 南部信直―九戸政実との対立― 南部晴政の後継者。秀吉への服属の道を歩みますが、一門九戸政実との対立に苦しみます。
10 06/19 津軽為信―謎に包まれた独立戦争― 元大浦氏。津軽を拠点とした大名です。勢力拡大の過程は、南部氏側と津軽氏側の主張が、真っ向から対立します。

ご受講に際して(持物、注意事項)

◆各週の講義の順序は入れ替わる場合があります。
◆2018年度春学期からの継続講座ですが、今学期からのご参加も歓迎いたします。

講師紹介

丸島 和洋
東京都市大学准教授
1977年生まれ。慶應義塾大学大学院後期博士課程単位取得退学。博士(史学)。専門は日本中世史。主著は、『戦国大名の「外交」』(講談社)、『郡内小山田氏』(戎光祥出版)、『真田四代と信繁』(平凡社)、『戦国大名武田氏の家臣団』(教育評論社)、『武田勝頼』(平凡社)など。
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