ジャンル 文学の心

早稲田校

『源氏物語』の言葉と心 光源氏の後半生の世界(若菜上巻)

  • 春講座

吉見 健夫(エクステンションセンター講師)

曜日 木曜日
時間 14:45~16:15
日程 全10回 ・04月11日 ~ 06月20日
(日程詳細)
04/11, 04/18, 04/25, 05/09, 05/16, 05/23, 05/30, 06/06, 06/13, 06/20
コード 110147
定員 30名
単位数 2
会員価格 受講料 ¥ 29,160
ビジター価格 受講料 ¥ 33,534

目標

・『源氏物語』のひとつひとつの「言葉」(表現・あや)と、そこに託されている「心」(内容・思い)をできるだけ丁寧に読み進めます。
・『源氏物語』の原文を読んで、その豊かな味わいを感じ取っていきたいと思います。
・光源氏の後半生の物語、今回は昨年度を引き継いで、若菜上巻の後半部を扱います。
・若菜上巻の後半部には、次の若菜下巻へとつながる重要な出来事が語られていきます(紫の上の優れた人物像とそれへの光源氏や夕霧の賛美。六条院での華麗な蹴鞠の行事。柏木の女三の宮への異常な恋慕など)。その新たに始まる世界のありようを理解しながら、それを実感として想像できるようにしたいと思います。

講義概要

『源氏物語』のひとつひとつの「言葉」(表現・あや)と、そこに託されている「心」(内容・思い)は、とても深くて繊細です。人の心の奥底にまで触れるようなものだからです。そのため、とても難しいところもありますが、それを味わえたときの喜びにはまた特別なものがあります。この講座では、光源氏の人生の深まりや広がりが一段と増していく後半生の物語(今回は若菜上巻の後半部)の「言葉」と「心」を原文でできるだけ丁寧に読み味わい、その深く豊かな世界を生き生きと実感して想像できるようにしたいと願っています。また、初心者の方にもわかりやすい説明を心がけながら、出席する皆さんの心に深く触れるような講座を作っていけたら、とも思います。

各回の講義予定

日程 講座内容
1 04/11 講師の自己紹介と講義の目標や概要について。テキスト[三三]「源氏、紫の上を称揚、明石の君わが身を思う」 講師の自己紹介をおこない、これからの講義の内容や進め方等について説明する。前年度の内容を振り返る。今回読む範囲のポイントについて。テキスト[三三]182頁10行目〜185頁2行目までを読み、講義する。次回のポイントについて。質疑応答、など。
2 04/18 テキスト[三三]「源氏、紫の上を称揚、明石の君わが身を思う」の続き 前回の講義を振り返る。今回読む範囲のポイントについて。テキスト[三三]185頁3行目〜188頁10行目までを読み、講義する。次回のポイントについて。質疑応答、など。
3 04/25 テキスト[三四]「夕霧、女三の宮と紫の上とを比較する」 前回の講義を振り返る。今回読む範囲のポイントについて。テキスト[三四]188頁11行目〜192頁6行目までを読み、講義する。次回のポイントについて。質疑応答、など。
4 05/09 テキスト[三五]「柏木、女三の宮をあきらめず、源氏出家を待つ」〜[三六]「六条院の蹴鞠の遊び、夕霧柏木加わる」 前回の講義を振り返る。今回読む範囲のポイントについて。テキスト[三五]192頁7行目〜[三六]196頁4行目までを読み、講義する。次回のポイントについて。質疑応答、など。
5 05/16 テキスト[三六]「六条院の蹴鞠の遊び、夕霧柏木加わる」の続き 前回の講義を振り返る。今回読む範囲のポイントについて。テキスト[三六]196頁4行目〜198頁14行目までを読み、講義する。次回のポイントについて。質疑応答、など。
6 05/23 テキスト[三七]「猫、御簾を引き開け、柏木、女三の宮を見る」 前回の講義を振り返る。今回読む範囲のポイントについて。テキスト[三七]200頁1行目〜204頁3行目までを読み、講義する。次回のポイントについて。質疑応答、など。
7 05/30 テキスト[三八]「柏木、女三の宮への恋慕の情に思い悩む」 前回の講義を振り返る。今回読む範囲のポイントについて。テキスト[三八]204頁4行目〜207頁2行目までを読み、講義する。次回のポイントについて。質疑応答、など。
8 06/06 テキスト[三九]「柏木、夕霧と同車して、宮への同情を語る」 前回の講義を振り返る。今回読む範囲のポイントについて。テキスト[三九]208頁1行目〜210頁8行目までを読み、講義する。次回のポイントについて。質疑応答、など。
9 06/13 テキスト[四〇]「柏木、慕情つのって小侍従に文をおくる」 前回の講義を振り返る。今回読む範囲のポイントについて。テキスト[四〇]210頁9行目〜212頁8行目までを読み、講義する。次回のポイントについて。質疑応答、など。
10 06/20 テキスト[四〇]「柏木、慕情つのって小侍従に文をおくる」の続き 前回の講義を振り返る。今回読む範囲のポイントについて。テキスト[四〇]212頁9行目〜214頁9行目(若菜上巻々末)までを読み、講義する。今期の講座で読んだ若菜上巻後半部の内容についてのまとめ。次の若菜下巻以降の展望とポイントについて。質疑応答、など。

ご受講に際して(持物、注意事項)

◆2018年度秋講座「『源氏物語』の言葉と心」の終了箇所(テキスト182頁)からスタートします。
◆指定のテキストと筆記用具をお持ちください。

テキスト・参考図書

テキスト
『古典セレクション 源氏物語(9)若菜上』(小学館)(ISBN:978-4093620895)

講師紹介

吉見 健夫
エクステンションセンター講師
博士(文学・早稲田大学)。早稲田大学文学学術院等の学部で主に源氏物語についての講師担当。主要論文「源氏物語和歌論」(博士論文)、「若菜上巻以降の紫の上と源氏」、「若菜上巻の方法と和歌ー女三の宮と紫の上の形象をめぐってー」、「柏木物語の『あはれ』と救済」など。
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