ジャンル 芸術の世界

中野校

人物像で読み解く「江戸キモノファッション文化史」 花魁、芸者から、町娘に年増まで

  • 春講座
  • 資料配付

井嶋 ナギ(着物研究家、文筆家)

曜日 土曜日
時間 13:00~14:30
日程 全4回 ・05月11日 ~ 06月15日
(日程詳細)
05/11, 05/25, 06/08, 06/15
コード 310424
定員 40名
単位数 1
会員価格 受講料 ¥ 11,664
ビジター価格 受講料 ¥ 13,413

目標

・江戸時代の「着物のルール」や「歴史的変遷」を知る。
・歌舞伎、舞踊、浮世絵、文学、映画などをより深く理解できる。
・実際の着物の着こなしにも役立てることができる。

講義概要

着物が日常着であった江戸時代、身分や職業、年齢などによって装いに差異・特徴があるのは当然のことでした。そんな江戸時代の「装いのルール」や「歴史的変遷」について、具体的な「人物像」(花魁、芸者、町娘など)を設定し、その人物のライフスタイルもお話しながら、わかりやすく解説します。また、浮世絵、歌舞伎、日本舞踊、映画、文学などの諸芸術における「装いの描かれ方」についても、さまざまな資料を使って、楽しく理解していく予定です。

各回の講義予定

日程 講座内容
1 05/11 花魁 ― 吉原を中心に、遊女たちの様々な装い 歌舞伎や時代劇でおなじみの吉原の花魁は、どのような生活を送っていたのか。その舞台裏をお話しつつ、実際の正装ルール、TPOによって変化する装いのパターン、髪型の変遷、などについて解説します。島原の太夫との違い、史実と歌舞伎などのフィクションとの違い、についても触れていきます。
2 05/25 芸者 ―「粋」を体現する女たちと、その歴史的変遷 芸者たちは、いかにして「粋」を体現する存在となったのか。彼女たちの社会的な位置付けの変化と、それに伴う装いの変遷を、浮世絵などの資料を使って、通時的に解説します。現在にまで続く「芸者ファッションの型」がいかにして成立したのか、についてお話します。
3 06/08 町娘・姫君 ― 町人の娘と武家の娘、子どもの装いも含めて 江戸でアイドル的存在だった町娘=都会の娘たちの、子ども時代からの成長過程を追いつつ、その装いの変化や特徴、当時の流行などについて解説します。また、歌舞伎や時代劇によく登場するお姫様は、実際はどのような装いをしていたのか? という謎についてもお話します。
4 06/15 女房・年増 ― 大人の女たち、そして江戸と上方の違いについて 女房=既婚者となった年増=大人の女たちは、娘時代とは装いに明らかな相違があります。特に変化が大きい髪型に注目しつつ、地味な存在としてあまり注目されてこなかった年増ファッションの味わい方を解説します。また、江戸と上方の違いについても触れていきます。

テキスト

参考図書
『色っぽいキモノ』(河出書房新社)(ISBN:978-4309280660)

講師紹介

井嶋 ナギ
着物研究家、文筆家
上智大学文学部国文学科にて江戸文学を専攻。着物、歌舞伎、日本舞踊、江戸文化、日本文学、日本映画を得意フィールドとし、様々な資料を駆使して、日本文化を「生きた文化」として捉え直すことを課題としている。著書に『色っぽいキモノ』(河出書房新社)、『江戸小紋柄図鑑』『江戸更紗柄図鑑』解説など。

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