ジャンル 世界を知る

中野校

ヒッタイト学入門 ― 古代アナトリアの神々の世界を紐解く

  • 春講座
  • 資料配付

吉田 大輔(アナトリア考古学研究所研究員)

曜日 金曜日
時間 15:00~16:30
日程 全6回 ・05月17日 ~ 06月21日
(日程詳細)
05/17, 05/24, 05/31, 06/07, 06/14, 06/21
コード 310321
定員 24名
単位数 1
会員価格 受講料 ¥ 17,496
ビジター価格 受講料 ¥ 20,120

目標

東西の文明の接点に位置するアナトリア(小アジア)は古来民族的にも、文化的にも実に多様で変化に富んでいます。紀元前2千年紀の古代アナトリアに栄えたヒッタイト王国の時代もその例外ではありません。東の近東オリエント世界、また西のギリシア世界の強い影響を受けながらも、そのどちらとも違う独自の文化、歴史を持つヒッタイト。本講座では、その魅力を最近の研究動向も踏まえながら、紹介していきます。

講義概要

ヒッタイトの都 ハットゥサから出土した粘土板文書の多くは、祭礼、神話、祈祷、占いなど宗教的内容を持つものです。そこにはヒッタイトの人々自らが「千の神々」と称するほど実に多くの神々が登場します。そして都自体も王宮など一部を除くと、ほとんどが神殿で占められており、直ぐ近郊にはヒッタイトに独特な「岩の聖所」ヤズルカヤが知られています。今回の講座では、都の神殿、ヤズルカヤの神々の浮き彫り像、また神々が織りなす物語、神話を通して古代アナトリアの神々の世界を紹介したいと思います。
【主な講座内容】
神殿都市ハットゥサ
「岩の聖所」ヤズルカヤ
イルヤンカ神話
姿を隠す神の神話
天上の覇権神話

各回の講義予定

日程 講座内容
1 05/17 神殿都市ハットゥサ 最大の建造物第一神殿をはじめ31もの神殿を持つ「神殿都市」、神々の住まう異色の都ハットゥサ。
2 05/24 「岩の聖所」ヤズルカヤ ヒッタイトに独特な「岩の聖所」ヤズルカヤ、その岩に刻まれた総数80体余りの神々の浮き彫り像から見たヒッタイトの神々の世界。
3 05/31 イルヤンカ神話 竜神イルヤンカと嵐の神の抗争を描いた神話。ヒッタイト最古の神話の一つ。
4 06/07 姿を隠す神の神話 神の失踪、地上の混乱、神の捜索と発見、帰還、そして地上の秩序の回復をテーマにした神話。アナトリア起源の最も代表的な神話。
5 06/14 天上の覇権神話−1 天上の覇権をめぐる神々の争い。父クマルビを打ち敗って、嵐の神が覇権を掌握。
6 06/21 天上の覇権神話−2 クマルビと岩が交わって出来た岩の怪物ウリクンミが、天上の覇者、嵐の神に戦いを挑む。

ご受講に際して(持物、注意事項)

◆講義内容は2018年度春学期と異なる内容です。継続の方も改めてご受講いただけます。

講師紹介

吉田 大輔
アナトリア考古学研究所研究員
新潟県生まれ。博士(Dr.Phil.、ミュンヘン大学)。専門分野は古代アナトリア学、特に紀元前2千年紀に栄えたヒッタイト王国の研究。著訳書に「古ヒッタイト語における名詞的所有格の機能」(独文)、「ヒッタイトの太陽神研究」(独文)、『ヒッタイト王国の発見』(山本書店、共訳)などがある。
  • 外国語 コースレベル選択の目安
  • 広報誌「早稲田の杜」
  • オープンカレッジ友の店