ジャンル 日本の歴史と文化

八丁堀校

人物でたどる戦国史 史料からみた戦国武将の実像・東国黎明編

  • 冬講座
  • 資料配付

丸島 和洋(国士舘大学講師)

曜日 水曜日
時間 15:00~16:30
日程 全8回 ・01月09日 ~ 03月06日
(日程詳細)
01/09, 01/23, 01/30, 02/06, 02/13, 02/20, 02/27, 03/06
コード 240205
定員 30名
単位数 1
会員価格 受講料 ¥ 23,328
ビジター価格 受講料 ¥ 26,827

目標

・戦国武将は人気が高く、その行動や思想が教訓として用いられることがよくあります。
・しかし、一般に知られている戦国武将のエピソードは、江戸時代の軍記物や講談、果ては歴史小説で理想的に描かれた話がもとになっています。
・本講座では、できるかぎり戦国時代の史料にもとづいて、戦国武将の実像について考えてみたいと思います。

講義概要

講義ごとに、著名な戦国武将や、知られざる重要人物を取り上げ、信頼性の高い古文書・古記録をもとに政治動向や人物の実像を考えていきます。その際、よく知られるエピソードが、どのようにして生み出されていったのかも、あわせて検討したいと思います。回によっては、関連人物についても一緒に取り上げる場合があります。
本講座では、東国を中心に、著名な戦国大名の父親世代を取り上げたいと思います。

各回の講義予定

日程 講座内容
1 01/09 今川氏親―家督奪還と妻へのバトン― 今川義元の父親。叔父伊勢宗瑞(北条早雲)の協力で家督を奪還し、戦国大名化を成し遂げた人物。分国法『今川仮名目録』の制定で知られます。「女戦国大名」と呼ばれる、正室寿桂尼についてもあわせてお話しします。
2 01/23 武田信虎―追放された「暴君」の実像― 武田信玄の父親。甲斐統一を成し遂げ、戦国大名化を果たしますが、「悪政」が批判されて甲斐を追放されてしまいます。いったい何が問題であったのか。
3 01/30 北条氏綱―小田原北条氏の誕生― 伊勢宗瑞(北条早雲)の嫡男で、北条氏康の父親。氏綱の時に伊勢から北条に苗字を改め、小田原を本拠とします。彼が作り上げた領国の姿とは。
4 02/06 里見義堯―房総の覇者、創られた歴史― 里見氏は、『南総里見八犬伝』で知られる房総半島の戦国大名。義堯の代に勢力を拡大しますが、その背後には消された歴史が存在しました。それは何か。
5 02/13 長尾為景―越後守護代、下剋上の壁― 上杉謙信(長尾景虎)の父親。苦難の末に、越後で戦国大名化を果たしました。しかしその最後に、意外な人物が立ちはだかります。
6 02/20 伊達稙宗―陸奥を巻き込んだ親子対立― 伊達政宗の曾祖父。分国法『塵芥集』の制定で知られます。嫡男晴宗との政治路線対立は、奥羽南部を巻き込む大乱に発展しました。
7 02/27 織田信秀―信長の父、飛躍と教養― 織田信長の父親。尾張守護代織田氏の奉行の身から、尾張を代表する戦国大名にのし上がります。信長登場前の状況を考えます。
8 03/06 松平清康―英雄視された家康の祖父― 徳川家康(松平元康)の祖父。三河を統一したとされますが、実はほとんど史料が残されていません。松平氏の歴史の中で、位置づけを図ります。

ご受講に際して(持物、注意事項)

◆講師都合により、1/16は休講となりました。補講は3/6に行います。
◆2018年度春学期からの継続講座ですが、今学期からのご参加も歓迎いたします。

講師紹介

丸島 和洋
国士舘大学講師
1977年生まれ。慶應義塾大学大学院後期博士課程単位取得退学。博士(史学)。専門は日本中世史。主著は、『戦国大名の「外交」』(講談社)、『郡内小山田氏』(戎光祥出版)、『真田四代と信繁』(平凡社)、『戦国大名武田氏の家臣団』(教育評論社)、『武田勝頼』(平凡社)など。
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