ジャンル 日本の歴史と文化

早稲田校

茶の湯の歴史『武将と女房』 将軍足利義政・女房日野富子から明治までの茶道を支え伝えた人々

  • 冬講座
  • 資料配付

山﨑 仙狹(禅茶・茶道研究家、華道家、吉備国際大学客員教授)

曜日 火曜日
時間 13:00~14:30
日程 全4回 ・02月05日 ~ 02月26日
(日程詳細)
02/05, 02/12, 02/19, 02/26
コード 140213
定員 25名
単位数 1
会員価格 受講料 ¥ 12,664
ビジター価格 受講料 ¥ 14,413

講義概要

武将の茶とその女房の茶を対比しながら時代々々に沿った武将と女房達の茶道を考察していきます。男性と茶道との関係を語るものは沢山ありますが、女性と茶道を語る史料はあまり表に出ていません。男性専有の茶道にいつ頃から女性も関わってきたのでしょうか。1200年代、栄西禅師により中国から茶が招来され、禅が日本に定着しました。茶を媒介として寺と武将の関係が出来上がりました。1400年代、応仁の乱をきっかけに戦国乱世を生きるためには心の平穏が何よりも大切として禅の導きのもと日本独自の『わび茶』が誕生します。精神の和ということに重きをおき、心の誠実・純粋さが日本独自の茶道を作りました。
『わび茶』が武将の生活の中に入り、主君への忠誠を誓い、戦場に赴くための心構えとして武将達の心の支えとなります。女房達もまた表には出ないものの陰ながらお茶と関わり親しみ、時には女房達で集まり、仏の教えを学んだり、娯楽で心を癒やすという時に茶が飲まれていたことが伝えられています。女房達も主君に仕え、仏の教えを心の支えとしながら地道に茶を守り伝えてきたのでしょう。武将の茶、女房の茶を時代を追ってみていきます。
講座の重要な点として、武将達はこの『わび茶』を心の支えとし、日々の生活の道行きとします。何よりも武将達が心の支えとしたわび茶が、現在まで伝承され日本文化として定着した理由です。同じく女房達も『わび茶』を心の支えとして、陰ながら茶の道を支えてきました。『わび茶』の心、自分の心をみつめ「正直に慎み深くおごらないよう」に生きること。このことが、男女関係なく深く心に灯をともしたのです。その時代々に生きた武将と女房達が、この禅と茶をどのように受け入れ生活の中に取り入れていったかを時代背景とともに、1400年代から明治までを考察いたします。

各回の講義予定

日程 講座内容
1 02/05 将軍足利義政と日野富子の茶  
2 02/12 豊臣秀吉と北政所。千利休と女房達  
3 02/19 【実習】千宗旦と東福門院―宗旦の紅花染め―  
4 02/26 井伊直弼・高杉周作と野村望東尼・明治の女性達  

ご受講に際して(持物、注意事項)

◆受講料は実習材料費を含んでおります。

講師紹介

山﨑 仙狹
禅茶・茶道研究家、華道家、吉備国際大学客員教授
禅茶一心・茶禅一味「禅茶・仙狹會」主。「早稲田大学禅茶・仙狹會」会長(受講生を中心とした会)。禅と茶と基に日本独自の茶の道「わび茶」が誕生。茶は仏法の中にあり、その心は正直に慎み深くおごらぬ様生きることである「わび茶」の中には香・華・庭・菓子なども含む日本の総合文化を伝承する。「日本文化学」を各大学・専門学校・仙狹道場にて日本茶道の原点「わび茶」「養う花を生ける」ことを指南。和装着装講師。
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