ジャンル 文学の心

早稲田校

平安朝の女流日記を読む 『蜻蛉日記』『和泉式部日記』

  • 冬講座
  • 資料配付

田畑 千恵子(エクステンションセンター講師)

曜日 火曜日
時間 13:00~14:30
日程 全4回 ・02月05日 ~ 02月26日
(日程詳細)
02/05, 02/12, 02/19, 02/26
コード 140102
定員 30名
単位数 1
会員価格 受講料 ¥ 11,664
ビジター価格 受講料 ¥ 13,413

目標

・平安時代の文学作品読解の入門篇として、主な女流日記作品の主要箇所を読む。
・作品が生み出された時代背景や作者をとりまく社会的環境などについても、理解を深める。

講義概要

和歌や物語と並んで、平安時代の文学史における主要なジャンルとして挙げられるのが、日記文学です。その書き手は女性であり、女性が自らの人生を回想しつつ、その内面を綴った作品として、作者自身の人物像や生き方への関心とともに、共感をもって読み継がれてきました。今回の講座では、藤原道綱の母が、夫兼家との結婚生活をおよそ二十年間にわたって回想しつつ、一夫多妻制の下での女性の苦悩を綴った『蜻蛉日記』と、歌人和泉式部が、帥宮敦道親王(そちのみやあつみちしんのう)との身分差のある恋愛を多くの贈答歌を交えて記した『和泉式部日記』の中から、それぞれ冒頭部分や主要な箇所を取り上げて、各二回でお話ししたいと思っています。

各回の講義予定

日程 講座内容
1 02/05 「日記文学」について。文学史の概説。『蜻蛉日記』(冒頭文・上巻の主な記事) ※以下の予定は、講義の進行状況によって、変更する場合があります。
作品の概説、作者について。冒頭部分、兼家の求婚、父の赴任、道綱の誕生と「町の小路の女」泔杯(ゆするつき)の水、など(上巻の主な記事)
2 02/12 『蜻蛉日記』(中巻・下巻の主な記事) 「三十日三十夜は我がもとに」、兼家の新邸造営と作者の病気、貞観(じょうがん)殿の尚侍との贈答、道綱の将来を占う、養女を迎える、末尾の記事、まとめ
3 02/19 『和泉式部日記』 作品の概説、作者について、冒頭部分、帥宮との契り・五月雨のつれづれ、帥宮の乳母の諫言(かんげん)・宮の疑い
4 02/26 『和泉式部日記』 石山詣で、宮からの代詠の依頼、手枕の袖、宮邸に入る(末尾の記事)、まとめ

ご受講に際して(持物、注意事項)

◆2014年度冬学期(2015年2月)の同名講座と、ほぼ重なる内容です。
◆本文は配付資料に掲載しますので、テキストは不要です。

講師紹介

田畑 千恵子
エクステンションセンター講師
早稲田大学大学院文学研究科博士後期課程単位取得。専門分野は平安時代の散文(『枕草子』・日記文学)。早稲田大学及び複数の大学で学部生の指導を担当してきた。主要論文「枕草子『かへる年の二月二十余日』の段の位相」(『日本文学研究資料新集 四』有精堂)、「枕草子日記的章段の方法」(『中古文学』36号)など。
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