ジャンル 人間の探求

中野校

仏像の光と闇 ― 基本から学ぶ仏像秘話 ― 観賞用仏像で感じる、仏の「エロス」と「怨霊」

  • 夏講座
  • 入門
  • 資料配付

宮澤 やすみ(神仏研究家、音楽家)

曜日 土曜日
時間 15:00~16:30
日程 全4回 ・07月07日 ~ 08月04日
(日程詳細)
07/07, 07/21, 07/28, 08/04
コード 320504
定員 24名
単位数 1
会員価格 受講料 ¥ 11,664
ビジター価格 受講料 ¥ 13,413

目標

・仏像の基礎知識を習得し、分類と時代様式を見分ける。
・神仏習合の考え方を理解する。
・煩悩や怨霊に向き合ってきた古人たちの心の有り様を理解する。

講義概要

まず基礎知識として仏像の分類、各時代様式の変遷、名仏師の造仏スタイルを解説。その背景にある、呪いや愛欲、名誉欲など人間の心の闇にスポットを当て、日本人の宗教観と信仰の裏表を考えます。謎めいた神仏習合世界や、ちょっと面白い民間伝承も紹介できればと思います。毎回精巧な観賞用仏像(協力:イスム)を利用して、写真ではわからない国宝仏の背面や細部なども見ながら進めます。初心者や基本をおさらいしたい人向けの講座です。

各回の講義予定

日程 講座内容
1 07/07 如来、菩薩、天 ― 観音と交わる僧 仏教の主役である如来、菩薩、天の本質を理解します。古人が如来菩薩とどう接してきたか、歴史上のエピソードを紹介します。
2 07/21 明王、権現 ― インドの邪神、日本の怪異神 「呪いの装置」としての明王と、神仏習合から生まれた権現を紹介。呪術性と信仰の本質をエピソードを交えて紹介します。
3 07/28 古代の仏像 ― 異国の神、日本に現る 「呪いの時代」の仏像と人間。仏教流入から、日本に定着するまでの信仰の移り変わりと、仏像の造形の変化を理解します。
4 08/04 中世の仏像 ― 呪いと怨霊、そして人間回帰へ 平安後期、鎌倉、室町。呪術一辺倒の時代から人間性の回復に至る思想の変化にともない、仏像の造形が変化していく様を理解します。

テキスト・参考図書

参考図書
『仏像にインタビュー(電子版)』(ディスカヴァー・トゥエンティーワン)
『Ash-La La La』(Kagura Records)ASIN:B01DAFKFYW

講師紹介

宮澤 やすみ
神仏研究家、音楽家
1969年山口生まれ。立教大学卒。神仏習合、宗教民俗学の立場から幅広い分野で寺社仏像の魅力を伝える。小唄師範で音楽家としても活動する“歌う神仏研究家“。著書新刊『仏像の光と闇(仮題)』、『仏像にインタビュー』(ディスカヴァー21)ほか仏像に関する著書多数。CDに『Ash-La La La』がある。

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