ジャンル くらしと健康

中野校

アロマセラピーと先端医療 香りはなぜ脳に効くのか

  • 秋講座
  • 入門

塩田 清二(星薬科大学先端生命科学研究所 特任教授)

曜日 土曜日
時間 10:30~12:00
日程 全6回 ・10月06日 ~ 11月24日
(日程詳細)
10/06, 10/13, 10/27, 11/10, 11/17, 11/24
コード 330605
定員 24名
単位数 1
会員価格 受講料 ¥ 17,496
ビジター価格 受講料 ¥ 20,120

目標

・アロマセラピーとはどのようなものかを理解する。
・アロマ(香り)が脳にどのように作用して心身を調節するのかを理解する。
・アロマセラピーにより認知症やがんなどの疾病の予防や改善に役立つことを理解する。

講義概要

アロマは「香り」、セラピーは「施術」という意味です。匂いを嗅ぐことによって認知機能の向上や精神安定作用、あるいは記憶の調節など、ヒトの健康のみならず社会行動にも嗅覚情報は深く関与しています。本講座では、アロマセラピーについての理解を深め、認知症、がんあるいはそれ以外の疾病の予防や改善にアロマセラピーがどのような役割を演じているかを知り、これらの疾病の予防に役立ててもらうことを目指します。

各回の講義予定

日程 講座内容
1 10/06 アロマセラピーとは ― アロマセラピーの歴史と精油などについて ― アロマセラピーの歴史について、エジプト時代からはじめてフランスでのメディカルアロマセラピーについて概説する。
またアロマセラピーにおいて必要な精油の製造方法や種類、さらに使用する際の注意点なども講義する。
2 10/13 アロマセラピーを理解するための解剖生理学 ― 嗅覚、神経解剖学、生理学 ― 嗅覚については十分理解する必要があるので、解剖生理学的な解説をして匂いがどのようにして脳に伝達されるのかを詳しく講義する。また香り分子がどのようにして嗅細胞に情報伝達を行い、その情報が脳の神経細胞に伝達される経路などについても解説する。
3 10/27 香りによる嗅覚刺激を介した脳の機能調節について 香り分子が嗅細胞を介して脳内に情報伝達をされるしくみをさらに詳しく説明しそれともに高次脳機能についても解剖学および生理学の基礎的な講義を行う。
4 11/10 アロマセラピーによる認知症の予防・改善について 認知症とくにアルツハイマー型認知症の患者さんの病態生理学的説明を行い、香りとくに柑橘系の香りが認知症の予防や改善に役立つことを人での臨床研究に基づいて解説する。
5 11/17 アロマセラピーによる鎮痛作用、女性特有の疾患の改善作用 アロマセラピーによる臨床応用ということでとくに終末期医療における鎮痛効果作用などの実例を紹介する。さらに女性特有の疾患についてアロマセラピーがどのように使われているかなども解説する。
6 11/24 統合医療とアロマセラピー 統合医療は近年、従来の西洋医学を補完するものとして発達してきた。とくに伝統医学を西洋医学に取り入れて臨床応用することにより、より患者さんのQOLを向上させることが分かってきた。さらにアロマセラピーは統合医療の重要なメンバーであり、海外などにおいてどのようして使われまた効果効能があるかなどを説明する。

テキスト・参考図書

テキスト
『〈香り〉はなぜ脳に効くのか ― アロマセラピーと先端医療』(NHK出版新書)(ISBN:978-4140883853)
参考図書
『アロマセラピー学(ガーデンセラピー講座)』(悠光堂)(ISBN:978-4906873746)

講師紹介

塩田 清二
星薬科大学先端生命科学研究所 特任教授
1949年東京生まれ。早稲田大学教育学部生物学専修卒業後、新潟大学理学研究科修士課程修了。理学修士(新潟大学)。医学博士(昭和大学)。専門分野は神経科学、解剖学。著書に『〈香り〉はなぜ脳に効くのか アロマセラピーと先端医療』(NHK出版)、『スポーツアナトミー』(丸善)などがある。
  • オープンキャンパスのご案内 八丁堀校・中野校
  • 外国語 コースレベル選択の目安
  • 広報誌「早稲田の杜」
  • オープンカレッジ友の店