ジャンル 人間の探求

早稲田校

マインドフルな健やかな毎日で21世紀を乗りきりましょう! マインドフルネスからマインドフルな心、そしてマインドフル社会へ

  • 秋講座
  • オムニバス
  • 資料配付

町田 和彦(早稲田大学名誉教授)
丸岡 汪行(ヨガインストラクター)
森本 万記子(ヨーガ講師)
武田 吉康(株式会社進化計画代表取締役)
中町 芙佐子(東京家政学院大学名誉教授、総合研究大学院大学メンタルヘルスカウンセラー)
中村 俊(東京農工大学名誉教授、株式会社コルラボ代表取締役)
生野 信弘(精神科医(三田こころの健康クリニック新宿院長、精神科専門医))

曜日 火曜日
時間 10:40~12:10
日程 全10回 ・10月02日 ~ 12月04日
(日程詳細)
10/02, 10/09, 10/16, 10/23, 10/30, 11/06, 11/13, 11/20, 11/27, 12/04
コード 130529
定員 30名
単位数 2
会員価格 受講料 ¥ 29,160
ビジター価格 受講料 ¥ 33,534

目標

この講義は2012年からマインドフルネスの普及を目指して、いろいろな先生方の専門を生かしつつ続けられてきた。6年間の経験を経て、“大切なのはマインドフルな気持ちを日常生活の中に生かして、さらにそれを社会に発信していくことではないか”と思うようになった。そこで今年度から新たな気持ちで、幅の広いマインドフルネスの技法による実践を通じて心身の健康を身に着け、社会にそれを発信していきたいと思う。

講義概要

世界でもまれといわれる長期間高度な文明を維持してきた縄文人から受け継いだ融和の精神や日本に根付いた神道や仏教の教えを根底に持ちつつ、現代生活にあったマインドフルネスを追求し、現実に日本社会で起こっているいろいろな問題を解決すべくそれぞれの専門を生かして、わかりやすい授業をおこなっていきたいと思う。ともすると商業的になりやすいマインドフルネスを廃し、科学的でありながら実生活に役立つ技法を持つ専門家に講義を依頼した。

各回の講義予定

日程 講座内容
1 10/02 日本人のマインドフルな心とマインドフルネス 日本の置かれた地理的環境と共にDNA解析などによる日本人の成り立ちが次第に明らかになるに従い、日本人のもつ感性が長い歴史の中で育まれてきたものであることが明らかになりつつある。日本人の宗教観と共に日本人のマインドフルネスについて考えてみたいと思う。
2 10/09 生き方を支えるヨガの世界観 インド発祥のヨガは、単なる健康法やストレス解消にとどまらず、生き方そのものに明快な答えを与えています。今回は、ヨガで古代から語り継がれてきた世界観・ヨガ哲学について書かれている“タットヴァボーダ:真実の知識”のご紹介ができたらと思っています。
3 10/16 「行い」と「考え」を育てるヒント〜より豊かな生を楽しむために 「自由意志」ってなんだろう。自分の本当に求めているものは、どうやら何かを手に入れたり自分を変えたりすることではかなわないようだ:和の思想と文化的背景、またヨーガの叡智から、望みをかなえるための2つの道具「行い」と「考え」の考察を通じ潜在的な自分に向き合います。
4 10/23 マインドフルな心、マインドレスな心がもたらす免疫力に与える影響を考える ランガー博士の「mindfullness(斎藤茂太訳:心はマインド)」に書かれているいろいろな情動反応や私達がおこなってきた行動と免疫の研究、さらには笑いが私たちの情動反応に与える影響など、心の状態や日常生活がもたらす心と体の健康に与える影響について考える。
5 10/30 脳に楽しみのスイッチを入れよう 脳は可塑的な組織です。ストレスは脳の遺伝子の働きを変えますが、楽しい経験はそのスイッチを戻すことも出来ます。栄養、遊び、社会的コミュニケーションなどが脳のスイッチを変えることを知り、健康で心豊かに生きる方法を考えてみましょう。
6 11/06 瞑想と心理学の接点〜マインドフルネス瞑想を日常生活にどう活かすか 仏教瞑想やマインドフルネス瞑想は、本来、自分の心と向き合うトレーニングであるが、瞑想の仕方は説明されても心の使い方について解説されることはほとんどない。瞑想で得られた効果をどのように日常生活に持ち込み活かせばいいのかについて、心理療法の視点から概説し、さまざまな思考や感情との取り組み方について体験的な理解をうながす。
7 11/13 グローバルスタンダードの見直しについて 日本は1990年頃のバブルの崩壊から、およそ30年停滞しています。80年代にはルックイースト、ジャパンアズNO,1など、海外からも高い評価を受けていた日本は、失われた20年などと言われ、今後少子高齢化の中で、先行きに見通しを持てなくなっているようです。このような、状況を打破し、世界に誇れる日本の再構築について日々具体的な実践を提案したいと思います。
8 11/20 うつを乗り切るヒント:Do’s and Don’ts 臨床心理士として学生相談に関わる傍ら、2011・3・11 福島第一原発事故以降は、全村避難を余儀なくされた福島県飯舘村の人たちに向けた健康・医療ケアを 医師・看護師・管理栄養士等と協力して行なっております。わたしたちは思いもかけない事柄に遭遇すると、つまずき、ストレスに陥り、うつ状態になりながらも、困難な事態を乗り切ろうと行動します。では、乗り切る力とは、そして乗り切るためのDo’s and Don’ts は何か。
9 11/27 不安と抑うつのマインドフルネス〜日常生活の中での心の使い方 日常生活で誰しも経験する心配や気持ちの落ち込みが、評価的思考や反すう思考などの言葉へのとらわれと感情体験のコントロールや回避によって、病的な不安や抑うつに変化していくメカニズムを概説する。この罠から抜け出すための心の使い方について、マインドフルネスの活かし方を説明する。
10 12/04 マインドレスネスな人への対応 昔から私たちが生活していくうえでマインドレス(マインドフルの反対語)な人との対応は悩まされてきたが、近年新聞紙上をにぎわせている事件は組織的であり、私たちの一生に大きなダメージを与えかねない。また、少子高齢社会における高齢者の認知機能の衰えへの対応でも多くの問題を抱えるようになってきた。巧妙な手段で、誰もがその騒動に巻き込まれかねない世の中におけるその対応を考える。

ご受講に際して(持物、注意事項)

◆より多くの人のマインドフルライフの実践により、世界中の人々がより幸福で生きがいのある生活ができるような社会の出現を願っています。
◆特に予習の必要はありません。どの立場の人も歓迎します。
◆特に教科書は使いません(参考図書の購入は自由です)。毎回無料で必要なプリントを配付します。

テキスト・参考図書

参考図書
『心はマインド(エレン・ランガー、斎藤茂太訳)』(フォー・ユー)(ISBN:978-4893760586)

講師紹介

町田 和彦
早稲田大学名誉教授
早稲田大学(生物)卒業。東京大学大学院医学系研究科修士課程・博士課程修了。保健学博士(東京大学)。順天堂大学、国立公害研究所、大分医科大学を経て1988年早稲田大学人間科学部教授。2015年名誉教授。専門は予防医学、健康福祉医療政策、感染症、環境科学。著書に『感染症ワールド』、『21世紀の予防医学・公衆衛生』等がある。
丸岡 汪行
ヨガインストラクター
早稲田大学理工学部卒業後、定年退職迄日産自動車に勤務。退職後はインドネシアで企業人教育に従事。現在は、生活習慣改善の一環で30年続けたヨガを指導、インドネシアにて品質管理指導(JICAシニアボランティア)。
森本 万記子
ヨーガ講師
2004年よりNY州、CT州でヨーガ指導を始め、現在はTSCホリスティック(株)AMI-IDA研究所・主席トレーナー。ヨーガインストラクター養成のトレーナー統括を担う代表。また、都内スタジオ、高齢者施設、障がい者施設にて「暮らしの中のヨーガ」を実践指導するヨーガ講師。京都府生まれ。学士(哲学)。
武田 吉康
株式会社進化計画代表取締役
都立青山高校在学時より、鈴木大拙研究を開始。大森実国際問題研究所、太平洋大学事務局長として渡米。日本ブリタニカ社センタートレーナーとして、営業エージェント育成2000名。その後、ベンチャー企業の立ち上げ支援10社。現在は健康保険組合の医療費適正化のためのITシステムによる支援にとりくむ。
中町 芙佐子
東京家政学院大学名誉教授、総合研究大学院大学メンタルヘルスカウンセラー
コロンビア大学大学院修了。出身:京都府。専攻:臨床心理。主な著書、共著に『心理臨床的支援の方法』(新曜社・共著)、『QOL学を志す人のために』(丸善プラネット・共著)などがある。
中村 俊
東京農工大学名誉教授、株式会社コルラボ代表取締役
東京大学生物化学科卒業後、同理学系大学院博士課程満期退学(理博)。東京大学医科学研究所をへて国立精神・神経センター(当時)神経研究所診断部長。ついで東京農工大学大学院工学研究院教授(脳神経工学)。専門は神経生物学、比較神経行動学。著者に「感情の脳科学」(東洋書店、2014)などがある。
生野 信弘
精神科医(三田こころの健康クリニック新宿院長、精神科専門医)
Monash大学Dept. Biochem. & Mol. Biol.に2年留学。2001年より心理学諸派を研鑽し、現在、対人関係療法とリワーク専門のクリニック院長。また2004年に得度し加行成満。峰中正灌頂受畢。験成就寺山王院先達。1998年よりチベット密教も修行している。長崎県生まれ。博士(医学)。
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