ジャンル 芸術の世界

早稲田校

文学座連携講座 『女の一生』名舞台の歴史にこめられたもの 文学座公演『女の一生』より、現代へのメッセージを受け取る

  • 秋講座
  • オムニバス
  • 鑑賞

大笹 吉雄(演劇評論家)
山本 郁子(文学座俳優)
濱口 久仁子(早稲田大学演劇博物館招聘研究員)

曜日 木曜日
時間 13:00~14:30 ※10/25は13:30〜16:00の予定
日程 全2回 ・10月04日 ~ 10月25日
(日程詳細)
10/04, 10/25
コード 130460
定員 30名
単位数 1
会員価格 受講料 ¥ 13,032
ビジター価格 受講料 ¥ 13,906

目標

「誰が選んでくれたのでもない自分で選んで歩きだした道ですもの…。」
このセリフで有名な森本薫作『女の一生』は、杉村春子の代表作であり、文学座にとって最も大切な「財産演目」です。久保田万太郎演出で初演され、久保田亡き後戌井市郎演出作品として再演を重ね、杉村春子による<布引けい>の上演回数は947回におよびました。常に再演の期待が高いこの作品は、杉村自身の意向により生前に<布引けい>を平淑恵にゆずりました。時代の節々で上演されてきた本作がこの秋、第24回読売演劇大賞・優秀女優賞を受賞した山本郁子が演ずる〈布引けい〉とともに新たなキャスト、鵜山仁の演出で蘇えります。そこで大笹吉雄氏にこの作品の上演の歴史を、山本郁子に新しい〈布引けい〉像を語って頂き、受講生の皆様に名作と言われる『女の一生』の魅力と、現代を生きる私達へのメッセージをお伝えしたく思います。

講義概要

1945年4月、空襲をかいくぐるようにして実現した『女の一生』初演。戦後、森本薫の追悼公演、全国巡演、1960年の訪中公演、文学座の大分裂、そこからの再生。主人公<布引けい>役を村春子から平淑恵が譲り受け、江守徹演出で荘田由紀、現在の鵜山仁演出では山本郁子が受け継ぐというまさに奇跡のリレーともいうべき上演史は文学座の歴史そのものです。杉村春子にロングインタビューして書かれた『女優杉村春子』の著者大笹吉雄氏にその歴史を、主演女優山本郁子に今回の上演についてを語って頂きます。

各回の講義予定

日程 講座内容
1 10/04 観劇前講義(早稲田大学) 文学座連携講座―『女の一生』名舞台の歴史にこめられたもの― 大笹 吉雄(演劇評論家)
山本 郁子(文学座俳優)
濱口 久仁子(早稲田大学演劇博物館招聘研究員)
2 10/25 文学座公演『女の一生』を観劇+ミニ交流会(開演:13:30〜16:00、上演時間は未定の為、終了時間は予定です) 出演者による(参加者未定)

ご受講に際して(持物、注意事項)

◆この講座は全2回の講座となります。第1回は早稲田大学においての講義、第2回は紀伊國屋サザンシアターTAKASHIMAYAにおいて文学座公演『女の一生』の舞台鑑賞・ミニ交流会となります。
◆チケット代は受講料に含まれます。
◆鑑賞席は選べません。
◆詳細は第1回の講座でお知らせいたします。

講師紹介

大笹 吉雄
演劇評論家
1941年生まれ。早稲田大学文学部卒。著書に1995年『女優杉村春子』、2001年『日本現代演劇史』全8巻(サントリー学芸賞)(2007年『女優二代:鈴木光枝と佐々木愛』(読売文学賞)、2013年『最後の岸田國士論』(芸術選奨文部科学大臣賞)など多数。今秋、『日本新劇全史』全3巻の刊行を開始。
山本 郁子
文学座俳優
新潟県生まれ。1987年文学座付属演劇研究所入所。1992年座員となる。初舞台の『好色一代女』以来、『十二夜』『好色一代男』『華岡青洲の妻』『ゆれる車の音』『くにこ』(以上、本公演)『グリークス』『みみず』『ぬけがら』『NASZA KLASA-ナシャクラサ-私たちは共に学んだ』(以上、アトリエ)など文学座の舞台にコンスタントに立つ。『きらめく星座』『イーハトーボの劇列車』『頭痛肩こり樋口一葉』(以上、こまつ座)『ミツコ』『新・乾いて候』(以上、松竹)など外部出演の機会も多い。2016年より『女の一生』で布引けい役を演じている。平成29年度 第24回読売演劇大賞優秀女優賞 (『越前竹人形』『舵』)。
濱口 久仁子
早稲田大学演劇博物館招聘研究員
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