ジャンル 芸術の世界

早稲田校

描かれた東西の「英雄」たち

  • 夏講座
  • オムニバス
  • 資料配付

毛塚 実江子(共立女子大学講師)
山田 香里(立教大学講師)
小林 一枝(早稲田大学講師)
山本 陽子(明星大学教授)

曜日 木曜日
時間 10:40~12:10
日程 全4回 ・08月23日 ~ 09月13日
(日程詳細)
08/23, 08/30, 09/06, 09/13
コード 120411
定員 30名
単位数 1
会員価格 受講料 ¥ 11,664
ビジター価格 受講料 ¥ 13,413

目標

各時代、各地域の代表的な作例を概観し、図像表現を理解する。

講義概要

今年のオムニバス講座では、古代ローマの皇帝、旧約聖書の王たちや中東イスラム世界の伝説的英雄、日本の武者たちなどの「英雄」がどのように描かれてきたのかを見ていきます。戦いの描写に加えて、勝利を讃える凱旋の様子や騎馬像、甲冑、刀剣などの武具や、顔貌、肉体の表現にも着目し、どのように「英雄」のイメージが形作られていったのかを追っていきます。

各回の講義予定

日程 講座内容
1 08/23 皇帝勝利の表現と荘厳のキリスト 古代ローマ皇帝たちの戦勝記念図の表現は、誕生期のキリスト教美術におけるキリストの至高性を表現する際に流用されます。キリスト教の教義も鑑みながら、いかにキリスト表現が確立するのかをご紹介します。
2 08/30 挿絵に見る中東イスラム世界の英雄 美術にみる中東イスラム世界の英雄の典型は、イランの建国叙事詩『王書』に登場するルスタムである。今回は『王書』挿絵における名場面を中心に英雄像をイスラム世界特有の武具や装備とともに論じていく予定である。
3 09/06 武者絵とその源流 日本には、武士を描いた合戦絵巻や武者絵というジャンルがあり、日本人離れした顔貌でポーズを決めた武者たちが、いかにも「格好良く」描かれている。それらの顔貌や姿勢が、何に基づいて形成されたのかを考えたい。
4 09/13 「英雄」伝説とヨーロッパ騎士道の源流 甲胄に名剣を携え武勲を目指す騎士たちの物語はどのように描かれ始めたのか。叙事詩の伝統や、聖書に登場する戦いの物語に遡って、「英雄」のイメージがどのように描かれ、変化していったのかを追う。

講師紹介

毛塚 実江子
共立女子大学講師
栃木県出身。博士(文学、早稲田大学)。共立女子大学、東京造形大学等で美術史・建築史の講義を担当。専門は中世美術史、スペインのキリスト教写本挿絵を中心に研究している。『レオンの「960年聖書」研究』(単著、中央公論美術出版)。
山田 香里
立教大学講師
立教大学文学部卒、同大学院文学研究科博士課程退学(神学修士)、教皇庁立キリスト教考古学研究所修了(文学修士、キリスト教考古学専攻)。専門分野はキリスト教考古学、初期キリスト教美術。論文に「旧サン・ピエトロ聖堂のアプシス装飾─「トラディティオ・レギス」図を巡って─」(『教皇庁と美術』(竹林舎2015年))など。
小林 一枝
早稲田大学講師
早稲田大学大学院文学研究科芸術学(美術史)博士課程単位取得退学。1997年より現在に至るまで早稲田大学国際部(現・国際教養学部)の講師を勤める。国立民族学博物館共同研究員。著書に、「アラビアン・ナイトの国の美術史(単著)」八坂書房、「The Arabian Nights: An Encyclopedia(共著)」ABC-Clio出版他がある。
山本 陽子
明星大学教授
早稲田大学大学院文学研究科博士課程後期博士(文学)。
跡見学園女子大学・早稲田大学・多摩美術大学・一橋大学大学院・お茶の水女子大学非常勤講師等を経て現職。専門は日本中世絵画史。東アジア恠異学会会員。著書に『絵巻における神と天皇の表現』(中央公論美術出版)『絵巻の図像学』『図像学入門』(勉誠出版)など。
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