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ジャンル 日本の歴史と文化

早稲田校

明治150年と観光事業・近代化顕彰

  • 夏講座
  • 資料配付

鵜飼 政志(駒澤大学・明星大学講師ほか)

曜日 金曜日
時間 14:45~16:15
日程 全4回 ・08月24日 ~ 09月14日
(日程詳細)
08/24, 08/31, 09/07, 09/14

目標

・なぜ政府が明治150年事業を展開するのか、なぜ特定の県でしか顕彰事業が展開されないのか理解する。
・にもかかわらず、メディアで明治150年の文字が氾濫している事情を理解する。
・「昔の人は偉かった」「日本は近代化を達成した国」といった歴史認識では、未来を語れないことを自覚する。

講義概要

本年は明治維新150年の年であり、特定の県では巨額の予算を使った顕彰事業やイベントがおこなわれていますが、実際の本音は、ほとんどが地域振興・観光誘致事業です。そのため、政府が企図するような近代化顕彰事業に矛盾することも多くなっています。ところが、メディアには明治150年の文字が氾濫しており、まるで日本全体が明治150年を祝っているかのような雰囲気です。2018年の日本人が気付いているようで気付いていない問題です。現在どんな顕彰事業がおこなわれているのか、実際の史実をあわせて紹介しながら、その意義と問題点を考えていきます。

各回の講義予定

日程 講座内容
1 08/24 過去の明治維新顕彰事業 明治維新80・90・100年、開港50・80・90年、開国100年・150年を振り返ります。これらがすべて「上」からの顕彰事業であることを確認します。
2 08/31 鹿児島県・山口県・高知県・佐賀県・東京都・大阪府・兵庫県ほか 鹿児島県・山口県・高知県・佐賀県・福島県の積極的な顕彰事業、そして東京都・大阪府・兵庫県などでもおこなわれている顕彰事業を紹介します。「偉人」や「顕彰碑」の問題から考えていく予定です。
3 09/07 近代化顕彰と郷土顕彰の矛盾 本音は観光事業(地域振興)だが近代化顕彰でもなければならない現実。このような史実は数多く存在します。ゆえに、時として矛盾する顕彰事業を、人々はいかに処理しているのか紹介します。
4 09/14 なぜメディアは明治150年をとりあげるのか? 国民の側から盛り上がってきたわけではない明治維新史顕彰事業。にもかかわらず、メディアは顕彰事業に積極参加してきました。なぜなのか、いくつかの事例(史実)から考えていきます。

ご受講に際して(持物、注意事項)

◆歴史に「正しい」「間違い」はありません。それをどう考えるかが重要です。先入観・固定観念にとらわれることなく受講してくださることを期待します。

講師紹介

鵜飼 政志

駒澤大学・明星大学講師ほか

1966年生まれ。博士(史学)。明治維新史専攻。早稲田大学大学院 / 学習院大学大学院修了。駒澤大学・明星大学講師ほか。著書に『幕末維新期の外交と貿易』(校倉書房)・『歴史をよむ』(共編著、東京大学出版会)・『きのうの日本』(共編著、有志舎)、『明治維新の国際舞台』(有志舎)。

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コード 120206

定員 30名

単位数 1

会員価格
受講料  ¥ 11,664
ビジター価格
受講料  ¥ 13,413


表示金額には、消費税等が含まれています。

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