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ジャンル 寄付講座

早稲田校

熊野が生んだ作家たち-その風土と歴史

  • 冬講座
  • オムニバス

池田 雅之(早稲田大学名誉教授)
三石 学(みえ熊野学研究会 運営委員長)
小堀 洋平(皇學館大学文学部文学科助教授)

曜日 土曜日
時間 10:30~12:00
日程 全3回 ・01月20日 ~ 02月03日
(日程詳細)
01/20, 01/27, 02/03

目標

明治、大正、昭和を通して多くの文人が熊野に訪れ、熊野を舞台に多くの小説や作品が生まれた。それは熊野の古代からの歴史や風土、信仰などが基層となって熊野のエナジーと共に近代文学が生まれているものと思われる。
今回の講座では中上健次親子の作品と古事記の豊かな物語を通じて、また優れた紀行文を数多く手がけた田山花袋の「南船北馬」「熊野紀行」の作品を通じて熊野での出会いや体験など、そして平成の時代に入って熊野を訪れた作家たちがどのように熊野と関わりを持ち作品として仕上げていったか…などを学びます。またその文学作品の舞台を訪ねる熊野の歴史と風土を学ぶフィールドワークを企画します。

各回の講義予定

日程 講座内容
1 01/20 古事記と中上健次 熊野一帯は古代から現代に至るまで、伝承、神話、物語文学の宝庫であった。古事記の豊かな語りの伝統は、今日にまで引き継がれており、中上健次、紀親子の文学にも色濃く流れている。古事記から中上まで熊野の文学風土を辿ってみたい。
2 01/27 熊野を訪れた作家たち 明治以降多くの文人が熊野を訪れたが、平成に入ってから私が実際に出会い交流のあった乃南アサ、西村京太郎、神坂次郎、荒俣宏、中上紀など作家たちが熊野にどのような思いと関わりを持ち作品に反映していったかを語ります。
3 02/03 田山花袋「南船北馬」に見る熊野の風景 田山花袋の紀行文集『南船北馬』(1899)所収の「熊野紀行」をはじめとする作品群を採り上げ、19 世紀末の熊野周辺の風景が作品の中でどのように表現されているのか、当時の文学における紀行文ジャンルのあり方を背景に考察する。

備考

東紀州地域振興公社主催で、2018年3月6日~ 8 日(2 泊3 日)の日程で、現地でのフィールドワークが実施される予定です。詳細は講座の中でご案内いたします。
[ お問い合わせ] 東紀州地域振興公社 電話:0597-23-3784 このフィールドワークについて、当センターは企画・運営にはかかわっておりません。

講師紹介

池田 雅之

早稲田大学名誉教授

早稲田大学名誉教授。専門は比較文学、比較基層文化論。著書に『100分de名著 小泉八雲 日本の面影』(NHK出版)、『ラフカディオ・ハーンの日本』(角川選書)、『古事記と小泉八雲』(かまくら春秋社)他。翻訳に『日本の面影』、『日本の面影Ⅱ』、『日本の怪談』(角川ソフィア文庫)他。

三石 学

みえ熊野学研究会 運営委員長

1955年三重県生まれ。島根大学文理学部卒業。専門分野は地理学、民俗学、郷土史。「紀伊山地の霊場と参詣道」世界遺産登録のイコモス調査の際に説明員を担当。共著書に『海の熊野』『祈りと再生のコスモロジー』『三重県謎解き散歩』『地名は警告する』『お伊勢参りと熊野詣』などがある。

小堀 洋平

皇學館大学文学部文学科助教授

埼玉県生まれ。博士(文学、早稲田大学)。専門分野は日本近代文学。特に田山花袋をはじめとする自然主義文学を研究。論文に、「田山花袋『田舎教師』における風景描写の形成――写すことと編むことのあいだから――」(『国語と国文学』92巻12号、2015年12月)などがある。

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コード 140001

定員 150名

単位数 1

会員価格
受講料  ¥ 3,240
ビジター価格
受講料  ¥ 3,726


表示金額には、消費税等が含まれています。

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