ジャンル 日本の歴史と文化

八丁堀校

人物でたどる戦国史 史料からみた戦国武将の実像・応仁大乱編

  • 春講座
  • 資料配付

丸島 和洋(立教大学講師、国士舘大学講師)

曜日 水曜日
時間 15:00~16:30
日程 全10回 ・04月11日 ~ 06月27日
(日程詳細)
04/11, 04/18, 04/25, 05/16, 05/23, 05/30, 06/06, 06/13, 06/20, 06/27
コード 210202
定員 30名
単位数 2
会員価格 受講料 ¥ 29,160
ビジター価格 受講料 ¥ 33,534

目標

・戦国武将は人気が高く、その行動や思想が教訓として用いられることがよくあります
・しかし、一般に知られている戦国武将のエピソードは、江戸時代の軍記物や講談、果ては歴史小説で理想的に描かれた話がもとになっています
・本講座では、できるかぎり戦国時代の史料にもとづいて、戦国武将の実像について考えてみたいと思います

講義概要

講義ごとに、著名な戦国武将を取り上げ、信頼性の高い古文書・古記録をもとに政治動向や人物の実像を考えていきます。その際、よく知られるエピソードが、どのようにして生み出されていったのかも、あわせて検討したいと思います。回によっては、関連人物についても一緒に取り上げる場合があります。

各回の講義予定

日程 講座内容
1 04/11 足利義政―8代将軍の世継問題― 銀閣寺を築いた室町幕府8代将軍足利義政。無気力な政治家と評価され、また彼の世継ぎ問題が応仁の乱の原因となったとされますが…。
2 04/18 日野富子―将軍御台所「蓄財」の背景― 足利義政の正室。蓄財・利殖に励み、自分の子義尚を将軍に据えようとしたことが応仁の乱を招いたとされます。稀代の「悪女」の正体とは。
3 04/25 伊勢貞親―義政側近・幕府の財務長官― 室町幕府政所執事として、幕府財政を司るとともに、義政の最有力側近でした。応仁の乱の前夜に起きた「文正の政変」を探ります。
4 05/16 赤松政則と浦上則宗―赤松氏の再興― 6代将軍足利義教(義政の父)を殺害した事で没落した赤松氏を再興させた主従。赤松氏の再興問題が乱に与えた影響、そして複雑な両者の力関係を考えます。
5 05/23 畠山義就―応仁の乱の発端― 応仁の乱は、家督をめぐって争う畠山義就と畠山政長の軍事衝突「上御霊社の戦い」で幕を開けます。最初の戦国大名ともいわれる畠山義就の動向とは。
6 05/30 細川勝元―「東幕府」の総大将― 管領細川本家当主にして、「東幕府」の事実上の総大将となった人物。実は舅であった山名宗全との決別の背景。
7 06/06 山名宗全―「西幕府」の総大将― 「西幕府」の事実上の総大将となった人物。「先例」よりも「時」の重視を説いた重鎮の意外な側面。
8 06/13 斯波義廉―分裂する管領家の混迷― 畠山氏同様、義廉と義敏が家督をめぐって争った斯波氏。両者の対立は、甲斐・朝倉・織田といった有力家臣の抗争も引き起こします。
9 06/20 斎藤妙椿―乱を左右した美濃の雄― 美濃守護土岐氏のもとで守護代についた甥を支え、応仁の乱の帰趨を左右するとまで言われた活躍をみせる人物。
10 06/27 大内政弘―乱に幕を引いた周防守護― 「西幕府」の切り札として、上洛してきた中国地方西部の最有力守護。彼の動向の背景にあったものとは。

ご受講に際して(持物、注意事項)

◆各週の講義の順序は入れ替わる場合があります。
◆5/9は講師体調不良により休講となりました。補講は6/27に行います。

講師紹介

丸島 和洋
立教大学講師、国士舘大学講師
1977年生まれ。慶應義塾大学大学院後期博士課程単位取得退学。博士(史学)。専門は日本中世史。主著は、『戦国大名の「外交」』(講談社)、『郡内小山田氏』(戎光祥出版)、『真田四代と信繁』(平凡社)、『戦国大名武田氏の家臣団』(教育評論社)、『武田勝頼』(平凡社)など。
  • オープンキャンパスのご案内 八丁堀校・中野校
  • 外国語 コースレベル選択の目安
  • 広報誌「早稲田の杜」
  • オープンカレッジ友の店