ジャンル 日本の歴史と文化

八丁堀校

吉田松陰の時代

  • 春講座
  • 資料配付

須田 努(明治大学教授)

曜日 火曜日
時間 15:00~16:30
日程 全6回 ・05月15日 ~ 06月19日
(日程詳細)
05/15, 05/22, 05/29, 06/05, 06/12, 06/19
コード 210234
定員 30名
単位数 1
会員価格 受講料 ¥ 17,496
ビジター価格 受講料 ¥ 20,120

目標

・吉田松陰の思想と行動を史料・フィールドワークから分析する。
・松陰が生きた時代(天保から安政期)の政治・社会状況の特性を理解する。
・ペリー来航から始まる政治・社会の混乱を考察する。

講義概要

吉田松陰(一八三〇〜五九年)は、思想家・教育者・テロリストといったイメージで語られてきたが、それらを廃して、史料とフィールドワークにもとづき、彼の思想と行動をじっくり分析する。さらにそのことを通じて、彼が生きた時代(天保から安政期)の政治・社会の特徴をも理解する。キーワードは「山鹿流兵学師範」洋式兵学 「国体」「君臣上下一体」「富国強兵」となる。

各回の講義予定

日程 講座内容
1 05/15 天保期 長州藩兵制改革と松陰 天保期の政治状況を確認し、村田清風による長州藩兵制改革の特徴を理解する。そして、その中に長州藩「山鹿流兵学師範」として登場した吉田松陰を位置づける。
2 05/22 嘉永期(ペリー来航前) 海防状況と松陰 嘉永期の政治状況を確認し、松陰の最初の留学先である平戸・長崎における勉学の様相を理解する。
3 05/29 嘉永期(ペリー来航前) 洋式兵学の特徴と松陰 松陰は江戸に留学し、佐久間象山などに師事した。その意味と、彼が行った東北地方巡見踏査の旅の様相につき、会沢正志斎との出会い、津軽地域の海防状況などから考察する。
4 06/05 嘉永期(ペリー来航後) 「君臣上下一体」論の意味 ペリー来航後における幕府の対応を確認し、松陰の思想の変化を史料にもとづき考察する。さらに、周布政之助の長州藩兵制改革の様相も理解する。
5 06/12 安政期 松陰の対外認識と国家観 野山獄での幽閉の日々と松下村塾での活動につき、史料にもとづき考察する。とくに、松陰の思想の変化、対外認識の特質を理解する。
6 06/19 安政期 護るべき「国体」論と老中暗殺計画 『講孟余話』にみる松陰の思想、とくに「天下」「国体」「富国強兵」論の特徴を理解し、老中暗殺計画から処刑までの行動を追う。

備考

★3/15に模擬講義を行います。詳細は「オープンキャンパスのご案内」のお知らせページをご覧ください。

テキスト・参考図書

テキスト
『吉田松陰の時代』(岩波書店)(ISBN:978-4000292054)

講師紹介

須田 努
明治大学教授
1959年、高崎市生まれ。早稲田大学大学院文学研究科日本史学専攻博士後期課程修了。博士(文学)。日本近世・近代史を専門、著書に『「悪党」の一九世紀』『イコンの崩壊まで』(ともに青木書店)、『幕末の世直し』(吉川弘文館)、『吉田松陰の時代』(岩波書店)、『三遊亭円朝と民衆世界』(有志舎)などがある。
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