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ジャンル 芸術の世界

八丁堀校

「私」ロック化計画

  • 秋講座
  • 夜間
  • 入門
  • 資料配付

山川 健一(小説家、東北芸術工科大学芸術学部文芸学科学科長、教授)

曜日 金曜日
時間 19:00~20:30
日程 全4回 ・09月29日 ~ 10月27日
(日程詳細)
09/29, 10/06, 10/13, 10/27

目標

・ロックの本質を見ようとする姿勢、想像力を養う。
・想念を形にできる力、創造力を養う。
・ロックを契機に問題提起しそれを解決する意志力を養う。

講義概要

ロックという音楽の輪郭を、理念的な面、歴史的な面、技術的な面、それぞれからつかむことを目的とする。それには「私」という存在を明確化することが不可避である。「ロックしようぜ」という言説は「私自身であり続けよう」という意味なのである。他の文化の流れと緊密に結びついたロックという表現の構造と力学について知り、それらの「知」を自らの日々に生かすことができるようになる。

各回の講義予定

日程 講座内容
1 09/29 19世紀末の世界の状況 ロックの父親とも言うべきブルースは、20世紀はじめにアメリカ南部で生まれた。ダーウィンの進化論、フロイトの心理学、ニーチェの神を否定する哲学の登場など、まず19世紀末の文化状況を把握する。そして考えてみよう。ゴスペル教会の外で、「悪魔」と蔑視されたブルースマンが何を歌い始めたのか?
2 10/06 ロックンロールの誕生 ミック・ジャガーがコピーしたのは腹の底から絞り出すマディ・ウォーターズの発声方法と、マイクを片手に自在にステージを動き回るハウリン・ウルフのステージングだった。「ブルースに子供が生まれた。連中はその子にロックンロールという名前をつけた」と言われるようになる。ロックが生まれ、そいつは確かに世界を変えたのである。
3 10/13 ローリング・ストーンズの「ギミー・シェルター」が芸術の概念を改変した ロックは世界にどのようにコミットすればいいのか? 「現実の政治には手を触れない」という芸術の掟を軽々と破って、多くのミュージシャンは反戦に身を投じた。マヤコフスキーのような自殺者を出すこともなかった。なぜそんなことが可能だったのか。ロックが内面的なエネルギーの固まりだったからである。
4 10/27 ロックはどこへ向かおうとしているのか? ロックへのほとんどたったひとつの本質的なアンチテーゼは、レゲエだった。キングストンのゲットーから生まれたレゲエとは何だったのか? ロックはレゲエに歩み寄り抱擁し、手に手をとって新しい時代の扉を開いた。それが、たとえばSuperHeavyである。ロックは死んだか? いやいや、すべてを飲み込みさらに転がっていこうとしているのだ。

ご受講に際して(持物、注意事項)

◆講師都合により、10/20は休講となりました。補講は10/27に行います

講師紹介

山川 健一

小説家、東北芸術工科大学芸術学部文芸学科学科長、教授

1953年生まれ。千葉県立千葉高等学校、早稲田大学商学部卒業。大学在学中に「天使が浮かんでいた」で早稲田キャンパス文芸賞を受賞。1977年『鏡の中のガラスの船』で群像新人文学賞優秀作。著書は100冊を超える。「山川健一デジタル全集 Jacks」、が幻冬舎よりリリースされている。

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コード 230417

定員 30名

単位数 1

会員価格
受講料  ¥ 11,664
ビジター価格
受講料  ¥ 13,413


表示金額には、消費税等が含まれています。

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