ジャンル 日本の歴史と文化

中野校

国語辞典を読む

  • 冬講座
  • 資料配付

サンキュー タツオ(芸人、一橋大学講師)

曜日 水曜日
時間 15:00~16:30
日程 全5回 ・01月31日 ~ 02月28日
(日程詳細)
01/31, 02/07, 02/14, 02/21, 02/28
コード 340223
定員 24名
単位数 1
会員価格 受講料 ¥ 14,580
ビジター価格 受講料 ¥ 16,767

目標

・最新の国語辞典の読み比べを通して、辞典ごとの特性を把握する。
・辞典ごとの特性の把握を通して、日本語学への知見を広める。
・国語辞典を引くときに、今までよりずっと楽しく使えるようになる。

講義概要

国語辞典の序文、凡例、項目、付録などを読み比べ、国語辞典というものが「どんな書物なのか」を把握します。また、編者の意図がどういうところにあり、どういう哲学をもって編まれた辞典なのかを学習します。各辞典の最新版を中心に、辞典を通して見えてくる日本語学の諸問題(品詞分類、語感、意味、現象に対する態度)について考えていきます。
たとえば最新版の国語辞典では、「ら抜き言葉」に関してどういう態度を示しているでしょうか。いまはどの小型国語辞典も否定的には述べておりませんが、規範を示す辞典もあれば、自然な現象と論じている辞典もあります。「ら抜き言葉」と項目を立てている辞典もあれば、ない辞典もあり、「ら抜け言葉」と自然に抜けたというニュアンスで掲載している辞典もあります。
このように、国語辞典は、編者の学説や言語に対する立場をも表現している最新の学術書ということもできます。この講義では、日本語学と辞書学にはじめて接するかたにも、十分面白く聞いていただけるよう構成しています。『舟を編む』で国語辞典に興味を持った方も、ぜひいらしてくださいね。もちろん、そうでない方も。

各回の講義予定

日程 講座内容
1 01/31 国語辞典の歴史と種類  
2 02/07 新明解国語辞典と三省堂国語辞典が及ぼした影響  
3 02/14 読み比べ1(序文、項目、語釈、用例)  
4 02/21 読み比べ2(国語辞典の個性の把握 全体から細部へ)  
5 02/28 国語辞典に見る、日本語学の諸問題  

ご受講に際して(持物、注意事項)

◆国語辞典(できれば最新版)を最低でも一冊、ご用意ください。
◆2016年度冬学期講座の内容と重複があります。

備考

2/21および2/28は、15:30~17:00(30分遅れ)となります。

テキスト・参考図書

参考図書
『学校では教えてくれない! 国語辞典の遊び方』(角川学芸出版)(ISBN:978-4046532749)

講師紹介

サンキュー タツオ
芸人、一橋大学講師
76年東京都生まれ。早稲田大学文学研究科日本語日本文化専攻博士後期課程 単位取得満期退学。学生時代から漫才コンビ「米粒写経」(オフィス北野 所属)として活動。08年〜現在、一橋大学非常勤講師。著書に『学校では教えてくれない!国語辞典の遊び方』、『ヘンな論文』(角川学芸出版)、『俺たちのBL論』(河出書房新社)などがある。

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