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ジャンル 文学の心

早稲田校

D. H. ロレンスの世界に分け入る

 英文読解の楽しみ

  • 冬講座
  • 資料配付

照屋 佳男(早稲田大学名誉教授)

曜日 金曜日
時間 10:40~12:10
日程 全4回 ・01月12日 ~ 02月02日
(日程詳細)
01/12, 01/19, 01/26, 02/02

目標

・人間関係、特に男女の関係についてのロレンスの見方に学ぶ
・ロレンスの作品が依然として保っている新しさに触れる
・ロレンスのみずみずしい弾力性のある文体を味わい、英文読解力を高める

講義概要

今回は、男女が真に愛し合うことの困難、その困難の因って来たるところに、深く目の注がれている「In Love」を取り上げる。長年友だち同士の関係にある男女が、婚約に移行した場合、観念や通念の強力な支配を受けて、べたべた愛するような愛し方に陥る。そういう愛し方に猛烈に反撥する女性。腹を立てる男性。婚約・結婚において、こうした愛に欠如しているものを浮き彫りにしているこの作品を文脈を重視して読解する。1回の進度は約3頁。

各回の講義予定

日程 講座内容
1 01/12 「In Love」 結婚を1か月後に控えた女性の顔に浮かぶ浮かぬ顔。心配する妹との言葉のやりとり。女性は婚約者の「農場」へ出かける。
2 01/19 「In Love」 男のべたべた愛するような愛し方に嫌悪を覚え、家の外へ脱け出す女性は、男の愛し方は、真の愛の不存在を証明していると感じる。妹の来訪。
3 01/26 「In Love」 屋内に妹と一緒に入った女性と、己の愛し方に疑念を抱いていない男との間の激しい緊張関係。それを目撃し、心痛を深める妹。
4 02/02 「In Love」 緊張関係が極まったところで、男は、死から蘇った人間ででもあるかのように、己の愛し方は堪え性の無さと世俗的通念に支配されての見せかけの愛し方だったと気づく。この愛し方は、婚約前、長年、二人の間に存していた親密で純な繋がりに対する裏切りであったと悟る。通念や観念に支配されない男女間の真の愛の可能を二人は信じ合う。

ご受講に際して(持物、注意事項)

◆予習・復習は必須です。
◆分からないところは必ず質問して下さい。
◆補講を行う場合は2月9日に実施します。

講師紹介

照屋 佳男

早稲田大学名誉教授

1936年沖縄県生まれ。早稲田大学第一文学部卒業後、同大学院文学研究科博士課程単位取得満期退学。専門分野は、英文学、比較文化。著書に、『コンラッドの小説』(早稲田大学出版)。監訳書に『文化の定義のための覚書』(中公クラシックス)(中央公論新社)。翻訳書に『無意識の幻想』(中公文庫)などがある。

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コード 140113

定員 30名

単位数 1

会員価格
受講料  ¥ 11,664
ビジター価格
受講料  ¥ 13,413


表示金額には、消費税等が含まれています。

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