講座検索トップページ >> 検索結果 >> 講座詳細

ジャンル 文学の心

早稲田校

『大和物語』を読む

 ―「あはれ」の諸相―

  • 冬講座
  • 資料配付

田畑 千恵子(エクステンションセンター講師)

曜日 火曜日
時間 13:00~14:30
日程 全4回 ・02月06日 ~ 02月27日
(日程詳細)
02/06, 02/13, 02/20, 02/27

目標

『大和物語』(十世紀半ばに成立した歌物語)に描かれたエピソードを読み味わい、和歌を鑑賞することを通して、平安朝の人々の思いや「あはれ」を解する心にふれるとともに、先行する歌物語『伊勢物語』との違いにも目を向けてみたいと思います。

講義概要

『大和物語』は170段余りの章段から成る歌物語ですが、先に成立した『伊勢物語』とは異なり、統一的な主人公をもちません。上は天皇(上皇)・后妃・摂関から、下は地方の名もない庶民で生活に困窮する人々や遊女に至るまでの様々な階級の人々のエピソードが、別離・悲恋・官位の停滞など、人生の哀切な体験と共につづられています。また、後半部には、蘆刈伝説や姨捨山伝説などのなじみ深い説話も含まれています。今回の講座では、主として作品前半部から著名な章段を順次取り上げ、『大和物語』の魅力をご紹介したいと思っています。

各回の講義予定

日程 講座内容
1 02/06   ※以下の予定は、講義の進行状況によって多少変更する場合があります。

○作品と時代背景に関する概説
○1段・2段など―宇多天皇の退位と后妃たち
2 02/13   ○和歌の修辞技法に関する解説
○4段―小野好古と源公忠(官位停滞の嘆き)
○33段他―紀貫之・凡河内躬恒など歌人たちの官位をめぐるエピソード
3 02/20   ○(前回の続き)
○126段―小野好古と遊女檜垣の御(謡曲『檜垣』・清少納言の父清原元輔)
○145段・146段など遊女の登場する段
4 02/27   ○(前回のつづき)
○22段・26段など―「玉光宮」と異母妹「桂の皇女」の恋
○76段・77段など―「桂の皇女」と源嘉種の悲恋

ご受講に際して(持物、注意事項)

◆2009年度夏学期の同名講座とほぼ重なる内容です。
◆テキストは以下に指定しましたが、『大和物語』の原文が全章段掲載されているものであれば、他のものでもかまいません。

テキスト・参考図書

テキスト
『校注 大和物語』(新典社)(ISBN:9784787908056)

講師紹介

田畑 千恵子

エクステンションセンター講師

早稲田大学大学院文学研究科博士後期課程単位取得。専門分野は平安時代の散文(『枕草子』・日記文学)。早稲田大学及び複数の大学で学部生の指導を担当してきた。主要論文「枕草子『かへる年の二月二十余日』の段の位相」(『日本文学研究資料新集 四』有精堂)・「枕草子日記的章段の方法」(『中古文学』36号)など。

  • 申し込みリストを見る
  • 会員先行申し込みリストを見る

コード 140102

定員 30名

単位数 1

会員価格
受講料  ¥ 11,664
ビジター価格
受講料  ¥ 13,413


表示金額には、消費税等が含まれています。

講座検索画面TOPへ